し‐へん【四辺】
1 あたり。近所。「—に気を配る」 2 四方の境。四方の辺境。「—の防衛」 3 図形の、四つの辺。
しま‐べ【島辺】
《上代は「しまへ」》島のほとり。島の付近。「潮さゐに伊良虞(いらご)の—漕ぐ舟に」〈万・四二〉
しも‐べ【下辺】
《古くは「しもへ」》しもの方。特に、川の下流の辺り。⇔上辺(かみべ)。「上辺(かみへ)には千鳥しば鳴く—にはかはづつま呼ぶ」〈万・九二〇〉
しゃ‐へん【斜辺】
1 傾斜している辺。 2 直角三角形の、直角に対する辺。
しゅう‐へん【周辺】
1 あるもののまわり。あるものをとりまく部分。「都市の—」 2 ある物事に隣接して、それと関連をもっている物事。「—の事情を考慮する」 3 数学で、円または多角形の外側の線。
しょ‐てっぺん【初天辺】
1 いちばん高いところ。頂上。最上。てっぺん。 2 最初。しょっぱな。初手(しょて)。「何でもから—に、おれがさかづきをさしておいた」〈滑・膝栗毛・五〉
しょ‐へん【諸辺】
いろいろの方面・場所・分野。
しる‐べ【知る辺】
知っている人。知り合い。「—を頼る」「—のない土地」
しん‐ぺん【身辺】
身のまわり。身近なあたり。「—が騒がしい」「—を警護する」「—整理」
すい‐へん【水辺】
川・池・湖などのほとり。みずぎわ。みずべ。