かざ‐おち【風落ち】
果実が風のために落ちること。また、その落ちたもの。「道の辺のかへの—拾ふとて木の下がくれ行きぞやられぬ」〈新撰六帖・六〉
かざん‐しょうかぶつ【火山昇華物】
火山の噴気孔周辺に集積した鉱物。火山ガス中の成分が冷却されたり、成分どうしあるいは周囲の岩石との化学反応を起こしたり、空気によって酸化されたりしてでき、硫黄や硫化物・塩化物などが多い。
かざんせい‐じしん【火山性地震】
火山活動に伴って起こる地震。火山やその周辺に発生し、震源の深さは10キロ以下が多い。
かざんせい‐びどう【火山性微動】
火山に特有の振動現象。火山性地震に比べ、その始まりと終わりが不明瞭であり、数日以上継続するものもある。火山やその周辺に発生し、地震計によって検出される。その発生機構は明らかではないが、マグマの移...
かざん‐らい【火山雷】
火山噴火の際、噴煙中に発生する火花放電。火口の真上周辺にみられる。
かしこまり‐だこ【畏まり胼胝】
正座することの多い人の、足のくるぶしの辺りにできるたこ。すわりだこ。
かしのもりのしゅうどういん【樫の森の修道院】
《原題、(ドイツ)Abtei im Eichwald》フリードリヒの絵画。カンバスに油彩。冬枯れの樫の森の中にある廃墟となった修道院を描いた作品。1810年、「海辺の僧侶」とともに、ベルリン美術...
かしま‐アントラーズ【鹿島アントラーズ】
日本プロサッカーリーグのクラブチームの一。ホームタウンは鹿嶋市と周辺4市。昭和22年(1947)、大阪市に住友金属工業の同好会として発足。昭和50年(1975)に茨城県鹿島町(当時)に移転。平成...
かしま‐おどり【鹿島踊(り)】
1 民俗芸能の一。鹿島の事触(ことぶ)れの影響がみられる、多くは青年たちによる集団舞踊。神奈川県小田原市を中心とした足柄地方、静岡県熱海市周辺から伊豆半島東海岸などに分布。弥勒(みろく)踊り。 ...
かしま‐こう【鹿島港】
茨城県南東部、鹿島灘に面する港。鹿嶋・神栖(かみす)の2市にまたがり、管理者は茨城県。昭和44年(1969)開港で、国際戦略港湾の一。沿岸からY字形に堀り込まれた形をしており、周辺部とともに鹿島...