カプアイワ‐やしりん【カプアイワ椰子林】
《Kapuaiwa Coconut Grove》米国ハワイ州、モロカイ島南部にあるココヤシ林。カウナカカイ西郊の浜辺に位置する。ハワイ国王カメハメハ5世の夏の別荘があった場所で、1860年代に約...
かまくら‐やま【鎌倉山】
神奈川県鎌倉市周辺の山。[歌枕]「薪伐(たきぎこ)る—の木垂(こだ)る木をまつと汝が言はば恋ひつつやあらむ」〈万・三四三三〉
カマグエイ【Camagüey】
キューバ中部、カマグエイ州の都市。同州の州都。首都ハバナの南東約550キロメートルに位置する。内陸部の交通の要所で、周辺ではサトウキビ栽培と牧畜が盛ん。16世紀前半に海賊の襲撃を逃れるため、内陸...
カマーンチェ【(ペルシア)kamānche】
革を張った丸い胴に、金属製の脚と貫通する円柱状の長い棹(さお)をもつ胡弓(こきゅう)の一種。フレットはなく、弦は2〜4本。イランおよびその周辺で用いられる。
かみがみのむら【神々の村】
石牟礼道子による長編小説。水俣病の現実を描いた「苦海浄土」三部作の第2部にあたる。1970〜1980年代にかけて断続的に季刊誌「辺境」に連載されていたが中断。改稿を経て、石牟礼道子全集として平成...
かみ‐そぎ【髪削ぎ】
1 髪の先をそろえてそぐこと。特に、中古、髪置(かみお)きの儀式をすませ髪の生えそろった幼児の髪先を肩の辺りで切りそろえて、成長を祝う儀式。男子は5歳で行い、女子は4歳で行うのを例とし、最初のと...
かみなり‐ごえ【雷声】
辺りに響き渡る大きな声。「御殿もゆるぐ—」〈浄・振袖始〉
かみ‐べ【上辺】
《古くは「かみへ」》かみの方。川の上流。⇔下辺(しもべ)。「—には千鳥しば鳴き下辺にはかはづ妻呼ぶ」〈万・九二〇〉
カミルレ【(オランダ)kamille】
キク科の一年草または二年草。高さ30〜60センチ。全体に香りがあり、葉は羽状に細かく裂けている。夏、周辺が白色で中央が黄色の頭状花を開く。ヨーロッパの原産。花を乾燥して煎じ、発汗・駆風剤とする。...
かむ‐づま・る【神留る】
[動ラ四]神としてとどまる。鎮座する。「海原の辺(へ)にも沖にも—・り領(うしは)きいます諸(もろもろ)の大御神たち」〈万・八九四〉