クエッタ【Quetta】
パキスタン西部、バルチスタン州の都市。同州の州都。標高約1600メートルの高原上に位置する。降水量が少なく昼夜の寒暖差が激しい。周辺では灌漑(かんがい)によるメロン、ザクロ、ブドウの生産が盛ん。...
くぎ‐に【釘煮】
《形が折れ釘に似ているところから》イカナゴの幼魚の佃煮。兵庫県明石近辺の郷土料理。
ククタ【Cúcuta】
コロンビア北東部、ノルテ‐デ‐サンタンデル県の都市。ベネズエラとの国境に近い。鉄道およびパンアメリカンハイウエーが通る交通の要地。18世紀前半に建設され、1875年の大地震で全壊したが、のちに再...
くさぶか‐ゆり【草深百合】
草深い所に咲いているユリ。「道の辺(へ)の—の花咲(ゑ)みに笑みしがからに妻と言ふべしや」〈万・一二五七〉
クシュティア【Kushtia】
バングラデシュ西部の都市。ゴライ川沿いに位置し、古くから水上交通の要地。英国統治時代に東インド会社によって開発が進められ、インドのコルカタと鉄道で結ばれる。周辺ではジュートを産し、農産物の集散地...
くしろ‐しつげん【釧路湿原】
北海道東部、釧路市から釧路町・標茶(しべちゃ)町・鶴居(つるい)村にかけて広がる泥炭性草原湿地。面積は約180平方キロメートルあり、サロベツ原野とともに日本最大級の湿原。周辺地域を含め湿原全域が...
くじらいわ【鯨岩】
又吉栄喜の長編小説。平成15年(2003)刊行。在日米軍に土地を接収された沖縄の軍用地主とその周辺の人々の姿をシリアスかつユーモラスに描く。
クスクス【cuscus】
有袋目クスクス科の哺乳類の総称。猫大で、外形は原始的な猿類に似る。夜行性。樹上で暮らし、長い尾を枝に巻きつけて体を支える。足の第2指と3指が癒合しているところから「ゆびむすび」ともよぶ。7種がオ...
くずのは‐の【葛の葉の】
[枕]葛の葉が風に吹かれて白い裏を見せるところから、「うら」「うらみ」などにかかる。「—うらみにかへる夢の夜を忘れがたみの野辺の秋風」〈新古今・雑上〉
くだら【百済】
古代朝鮮の三国の一。朝鮮半島西南部に拠った王国。4世紀半ばに部族国家の馬韓(ばかん)北部の伯済国が建国。都を漢城としたが、のち高句麗(こうくり)に圧迫され、熊津(ゆうしん)・夫余と変えた。建国...