もうようたい‐きん【毛様体筋】
眼球の毛様体にあり、水晶体の調節に関与する平滑筋。内眼筋の一つ。副交感神経の支配を受け、この筋が収縮すると毛様体小帯が緩み、水晶体の厚みが増して近くにピントが合う。弛緩(しかん)すると水晶体が薄...
モクラ‐ゴラ【Mokra Gora】
セルビア西部の村。ボスニア‐ヘルツェゴビナとの国境近く、ズラティボル山地の北麓に位置する。歴史遺産として保存されているシャルガンスカオスミツァ(シャルガン8)という狭軌鉄道の発着地があり、観光地...
もく‐れいし【木茘枝】
ニシキギ科の常緑低木。暖地の海岸近くに生える。葉は対生し、楕円形で厚い。雌雄異株。3月ごろ、緑白色の小花を多数つける。実は熟すと果皮が裂けて赤い種子が現れる。
もぐら【土竜/鼹鼠】
1 モグラ科の哺乳類。体長約15センチで尾は短い。毛は黒褐色のビロード状。地中にすみ、目は退化している。前足は大きくシャベル状で、地表近くをトンネルを掘って進み、ミミズなどを食べる。本州・四国・...
百舌(もず)の草潜(くさぐき)
モズが春になると人里近くに姿を見せなくなることを、草の中に潜り込むといったもの。《季 秋》「たのめこし野べの道芝夏ふかしいづくなるらむ—」〈千載・恋三〉
も‐そっと
[副]もう少し。もうちょっと。もちっと。「—近くへ寄りなさい」「—小清浄(こざっぱり)した扮装(なり)が出来そうなもんだが」〈魯庵・社会百面相〉
もっ‐か【目下】
1 目の前。すぐ近く。眼前。「災害の—に迫るを知り」〈織田訳・花柳春話〉 2 ただいま。さしあたり。現在。副詞的にも用いる。「—のところ復旧の見込みはたたない」「—検討中」
もっ‐こく【木斛】
サカキ科の常緑高木。暖地の海岸近くの林に自生。葉は倒卵形で、厚くてつやがある。夏、白い小さな5弁花を下向きに開き、楕円形の朱赤色の実を結ぶ。熟すと裂けて赤い種子を出す。庭木とし、材は赤みを帯びて...
もと‐こ【左右】
《「許(もと)処(こ)」の意》かたわら。そば近く。「天皇愛(めぐ)みて、—に引(め)し置きたまふ」〈垂仁紀〉
ものなれ‐よ・る【物慣れ寄る/物馴れ寄る】
[動ラ四]なれ親しんで近くに寄る。なじむ。「我も人もいとあしかるべきことと思ひ知りて—・ることもなかりけり」〈源・匂宮〉