ふき‐みそ【蕗味噌】
焼き味噌や練り味噌に、細かく刻んだ蕗の薹(とう)を入れたなめ味噌。《季 春》「—や音に近づく山の雨/澄雄」
冬(ふゆ)さ・る
《「さる」は季節などが近づく意》冬になる。冬が来る。「—・れば嵐の声も高砂の松につけてぞ聞くべかりける」〈拾遺・冬〉
ブイ【浮標】
三好十郎の戯曲。昭和15年(1940)、新築地劇団が八田元夫の演出で初演。日中戦争が近づく時代を背景に、病に倒れた妻を看病する画家の苦悩を描く。
プレート‐きょうかい【プレート境界】
地球の表面を構成するプレートどうしの境界。互いに近づく収束型、遠ざかる発散型、横ずれする平行移動型の3種類に大別される。発生のメカニズムは異なるが、いずれも地震活動を引き起こす原因となる。
プレーリー‐ドッグ【prairie dog】
リス科の哺乳類。体長約30センチ、尾長約10センチ。全体に褐色。北アメリカのプレーリーに分布し、地下にトンネルを掘りめぐらし、集団で暮らす。穴の出入り口に後肢で立ち上がって見張り、敵が近づくと、...
ほ‐いっぽ【歩一歩】
[副]一歩一歩進むさま。少しずつ目標に近づくさま。「—(と)優勝に近づく」
ほう‐かい【抱懐】
[名](スル)ある考えを心にもつこと。また、その考え。「野心を—して近づく」
ほう‐べん【方便】
[名・形動] 1 《(梵)upāyaの訳。近づく意》仏語。人を真実の教えに導くため、仮にとる便宜的な手段。 2 ある目的を達するための便宜上の手段。「うそも—」 3 (多く「御方便」の形で)都合...
ほっきょく‐けん【北極圏】
北緯66度33分の緯線、またはそれより北の地域。太陽が終日、地平線下に沈まない日と現れない日とが1年に1日以上あり、その日数は北極に近づくほど多くなる。⇔南極圏。
ほ‐ふく【匍匐/蒲伏】
[名](スル)腹ばいになって、手と足ではうこと。「—しながら敵陣に近づく」