ゆう‐よ【猶予】
[名](スル) 1 ぐずぐず引き延ばして、決定・実行しないこと。「もはや一刻の—も許されない」「—している場合ではない」 2 実行の日時を延ばすこと。「返済を一か月間—する」「執行—」
ゆうりし‐ふさい【有利子負債】
銀行からの借入金、社債、CB(転換社債)の発行による返済金など、利子を付けて返済しなければならない負債。その残高は企業の財務の健全さを示す指標の一つとされる。残高が小さいほど健全とみられる。「—...
ようちゅうい‐さき【要注意先】
金融機関が金融検査マニュアルに基づいて行う債務者の区分の一つ。貸出条件や返済履行状況に問題があり、業況が低調または不安定で、今後の管理に注意を要する融資先をいう。
リスケジューリング【rescheduling】
債務返済繰り延べ。債務国が債権国に返済日程を、当初契約より年または会計年度単位で順繰りに遅らせること。
リスケジュール【reschedule】
1 債務返済を繰り延べること。リスケ。→リスケジューリング 2 スケジュールを立て直すこと。日程の再調整をすること。リスケ。
リボルビング‐ほうしき【リボルビング方式】
《revolving system》クレジット販売の一方式。クレジットカードなどについて、利用者ごとの限度額をあらかじめ決めておき、利用者は、その限度内でカードを使用する。返済回数は決めず、月々...
りゅうどう‐ひりつ【流動比率】
企業の、流動負債に対する流動資産の割合。パーセントで表す。会社の短期の返済能力を示す指標で、200パーセント以上が望ましいとされる。流動比率=流動資産÷流動負債×100で求める。
りょう‐おち【両落ち】
預金または貸し出しの利息計算で、預け入れ日・貸し出し日、または払い戻し日・返済日のいずれにも利息をつけないこと。両端落とし。
れつご‐さい【劣後債】
1 破産または解散したときに、元利金の返済順位が最後になることを条件に企業が発行する債券。自己資本に近い性格をもち、資本増強に有用とされる。劣後社債。 2 2. ⇒ジュニア債
れつご‐ローン【劣後ローン】
《subordinated loan》借り手の企業などが倒産した際に、貸し手への返済順位が低い無担保の貸出債権。リスクの大きい反面、金利は高めに設定してある。銀行の自己資本比率を上げる手段として...