けんり‐きん【権利金】
借地契約・借家契約の際に、慣行として、賃借人の側から地主・家主に支払われる賃料・敷金以外の金銭。契約が終了しても返還されない。
こうしゅう‐わん【膠州湾】
中国、山東半島南岸の湾。1898年ドイツが租借し、湾口の青島(チンタオ)を東洋艦隊の根拠地とした。第一次大戦中、日本が占領、1922年中国に返還。チアオチョウワン。
こうぶ‐きょく【工部局】
中国の上海・天津などの租界(外国人居留地)にあった自治行政機関。1854年に成立し、初め土木建設事業に当たったが、のち行政権・警察権をつかさどる機関となった。租界の返還に際して廃止。
コーン‐しょとう【コーン諸島】
《Corn Islands》中央アメリカ、ニカラグア本土から東方約70キロメートルに位置するカリブ海の島。正式名称はイスラス‐デル‐マイズ(マイズ諸島)。ビッグコーン島とリトルコーン島からなる。...
ごし‐うんどう【五・四運動】
1919年5月4日、北京(ペキン)で起こった反帝国主義運動。第一次大戦後のパリ講和会議で、山東半島の利権返還などの中国の要求が通らず、また、日本の対華二十一箇条要求に対する反発から、学生デモを契...
さい‐けん【債権】
財産権の一。特定人(債権者)が他の特定人(債務者)に対して、一定の行為(給付)を請求することを内容とする権利。金銭を貸した者が借り手に対して、その返還を請求する権利など。⇔債務。
さいてい‐せきにんじゅんびきん【最低責任準備金】
厚生年金基金が、国に代わって老齢年金の一部を支給するために必要な額として、最低限保有していなければならない額。解散したり代行返上する場合は国に返還する。
さい‐む【債務】
特定人(債務者)が他の特定人(債権者)に対して、一定の行為(給付)をすることを内容とする義務。金銭を借りた者が貸し手に対して、その返還をしなければならない義務など。⇔債権。
さんごく‐かんしょう【三国干渉】
明治28年(1895)、日清戦争の講和条約(下関条約)締結後、ロシア・フランス・ドイツの3国が日本に干渉を加え、条約で日本が得た遼東半島を清国に返還させた事件。
しきびき‐とくやく【敷引(き)特約】
住居の賃貸借契約において、賃借人が退去する際に、賃貸人が損耗分の原状回復などの理由で敷金から一定額を差し引いて返還する特約。