でん‐ぶん【伝聞】
[名](スル) 1 人から伝え聞くこと。また、その内容。「—するところでは」 2 文法で、人から伝え聞いたことを述べる言い方。動詞に、口語では助動詞「そうだ」、文語では助動詞「なり」を付けて言い表す。
と‐いうこと◦だ【と言うことだ】
[連語] 1 人から聞いたという意を表す。…という話だ。…そうだ。「彼は去年死亡した—◦だ」 2 話し手が他者の心を推測して、断定的に述べる意を表す。「結局われわれは信用されていない—◦だ」
と‐いうのは【と言うのは】
[連語]語または文などを取り上げ、それについての説明や意義などをあとに述べることを示す。そのわけは。その理由は。「彼は欠席が多い。—アルバイトで忙しいから」
と‐いうのも【と言うのも】
[連語] 1 他も同様であるという意を含みながら、特にそれについて述べるときに用いる。「ゴルフ—、なかなかむずかしいスポーツだ」 2 理由をあとに述べる意を表す。「社長みずからが来た—、社運にか...
と‐いって【と言って】
[連語] 1 (「これ」「なに」「どこ」に付き、あとに打消しの語を伴って)特に…ない、という意を表す。「これ—、楽しみはない」 2 (「…からといって」などの形で、あとに打消しの語を伴って)前述...
とうざい‐とうざい【東西東西】
[感]《もと相撲で、東から西までおしずまりなさい、という意で言い始めたという》興行物などで口上を述べるときに、また、ざわめきをしずめるときなどに言う語。東西。とざいとうざい。
とうざい‐や【東西屋】
《口上の始めに「東西東西」と言ったところから》人に雇われて、街頭などで広告の口上を述べる人。ひろめや。
とう‐しん【答申】
[名](スル)上司の問いに対して、意見を申し述べること。特に諮問機関が、諮問を受けた事項について行政官庁に意見を具申すること。「審議会が—する」
とう‐じ【答辞】
祝辞・送辞などに対する答礼として述べる言葉。
とうだいわじょうとうせいでん【唐大和上東征伝】
唐僧鑑真(がんじん)の伝記。1巻。淡海三船(おうみのみふね)著。宝亀10年(779)成立。鑑真の出自や出家から六度目にようやく渡日に成功して日本に戒律を伝えた経緯、唐招提寺の縁起を述べる。