じゅっ‐かい【述懐】
[名](スル)《古くは「しゅっかい」》 1 思いをのべること。「心境を—する」 2 過去の出来事や思い出などをのべること。「事件当時のようすを—する」 3 恨み言をのべること。愚痴や不平を言うこ...
じゅっかい‐ぼうこう【述懐奉公】
不平・不満をもらしながらする奉公。「—身を持たず」〈毛吹草・二〉
じゅっ‐さく【述作】
[名](スル) 1 書きあらわすこと。また、その作品。著述。著作。 2 先人の言説を伝え述べることと、自分で新しく説をなすこと。
じゅつ【述】
1 述べること。また、述べたもの。「フェノロサ—」 2 漢文の文体の一。人の言行を記述したもの。 3 「述語」の略。「主—の関係」
じゅつ【述】
[音]ジュツ(慣) [訓]のべる [学習漢字]5年 1 のべる。のべたもの。「述懐・述語・述作/記述・口述・叙述・詳述・前述・著述・陳述・論述」 2 前人の事績を受け継ぎ伝える。「紹述・祖述」 ...
じゅつ‐ご【述語】
1 文の成分の一。主語について、その動作・作用・性質・状態などを叙述するもの。「鳥が鳴く」「山が高い」「彼は学生だ」の「鳴く」「高い」「学生だ」の類。 2 論理学で、判断(命題)において、主語に...
じゅつご‐ろんり【述語論理】
記号論理学の一部門。命題内部の論理構造である主語と述語の関係「すべての主語は…である」「ある主語は…である」などを、論理記号(全称∀・存在∃など)によって記号化して研究するもの。→命題論理
じゅつ‐ぶ【述部】
文の成分の一。主語または主部に対して陳述・説明をする部分で、述語とそれを修飾する語からなるもの。⇔主部。
のば・う【述ばふ】
[動ハ下二]述べる。語る。「いかにして思ふ心を—・へまし」〈古今・雑体〉
の・ぶ【述ぶ/宣ぶ/陳ぶ】
[動バ下二]「の(述)べる」の文語形。