ひん‐しょせい【貧書生】
貧乏な書生。貧生。「—が退屈な仕事の暇に取り交わす雑談の片端にも」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉
ふ・ける
[動カ下一] 1 逃げる。姿を隠す。「やつめ、—・けやがった」 2 花札で、「ふけ」で終了する。「親が—・ける」 3 退屈する。「武左、大ふけに—・けてあくびをする」〈洒・寸南破良意〉
ぶ‐りょう【無聊】
[名・形動]退屈なこと。心が楽しまないこと。気が晴れないこと。また、そのさま。むりょう。「—を慰める」「—な(の)日々」
ほん‐か【本歌】
1 古歌をもとに和歌・連歌を作った場合の、そのもとの歌。もとうた。 2 本式の和歌。狂歌・俳諧などに対していう。「あまり—で退屈いたす時はなぐさみがてら俳諧歌をいたしますが」〈滑・浮世風呂・三〉
まぎら・す【紛らす】
[動サ五(四)]関心を他に移すなどして、そのことがわからなくなるようにする。ごまかす。また、気持ちを他に向けてふさいだ気分などを晴らす。まぎらわす。「姿を人込みに—・す」「気を—・す」「退屈を—...
み‐とお・す【見通す/見透す】
[動サ五(四)] 1 初めから終わりまで休まずに見る。見つづける。「退屈な芝居を最後まで—・す」 2 何にもさえぎられずに遠くまで一目に見る。「窓から富士山を—・す」 3 人の心や目に見えない内...
レベル‐あげ【レベル上げ】
俗に、コンピューターゲームで、自分のキャラクターやアカウントのレベルを上げること。多く、それ自体は退屈がられるが、キャラクターなどを強くするために効率を求めておこなわれる。レベ上げ。
わざ‐くれ
[名] 1 退屈しのぎの戯れにすること。「高が皆手づまの—小説の下手なのなり」〈露伴・新浦島〉 2 やけになること。自暴自棄。「継母がかりの—に、悪性狂ひも出で来るぞと」〈浄・冥途の飛脚〉 ...