さか‐ま・く【逆巻く】
[動カ五(四)]川や潮の流れに逆らうように波が巻き上がる。激しく波立つ。「—・く怒濤(どとう)」
さか‐また【逆叉/逆戟】
シャチの別名。
さか‐まつげ【逆睫】
「逆さ睫(まつげ)」に同じ。
さか‐みず【逆水】
下流から上流へ逆流する水。「—岸に余り、流れ十万に分かれて」〈太平記・八〉
さか‐むけ【逆剝け】
つめの生え際の皮が細く裂けて、指の付け根の方へむけること。ささくれ。
さか‐むし【逆虫】
回虫などが肛門(こうもん)から出ないで、逆行して口から出ること。また、その虫。
さか‐め【逆目】
1 目尻をつり上げること。 2 材木の木目が逆になっていること。
さか‐もがり【逆虎落】
「逆茂木(さかもぎ)」に同じ。
さか‐もぎ【逆茂木】
敵の侵入を防ぐために、先端を鋭くとがらせた木の枝を外に向けて並べ、結び合わせた柵(さく)。さかもがり。鹿砦(ろくさい)。鹿角砦(ろっかくさい)。
さか‐ゆめ【逆夢】
現実とは逆のことを見る夢。実際には逆のことが起こるような夢。⇔正夢(まさゆめ)。