ぜん‐と【前途】
1 行く先。また、そこから目的地までの道のり。「—はほど遠い」「途中下車の—は無効になる乗車券」 2 将来。「会社の—を占う」「—を誤る」「—ある若者」「—有望」
そう‐と【壮途】
前途に大きな希望をもった勇ましい門出。「—に就く」
たん‐と【坦途】
平坦な道。坦道。「めいめいの方向は—の如く明かで」〈虚子・俳諧師〉
ちゅう‐と【中途】
1 出発地から目的地へ向かって進む道中のなかほど。途中。「—で引き返す」 2 進行する物事のなかば。ある期間のなかごろ。途中。「経営を—で投げ出す」「—入社」「—採用」 3 細長い物のまんなかあ...
ちょう‐と【長途】
遠いみちのり。長い旅路。「大陸横断の—に就く」
つう‐ず【通途/通塗】
ありふれていること。どこにでもあること。「並や—の者ならばそうはいかぬがち」〈二葉亭・浮雲〉
つかい‐みち【使い道/使い途】
1 使う方法。使い方。「金の—を考える」 2 使う目的に応じたそれぞれの方面。用途。使い所。「—が広い道具」
と【途】
道。道すじ。道のり。「再び車に乗り—に上りぬ」〈鴎外訳・即興詩人〉
と【途】
[常用漢字] [音]ト(漢) ズ(ヅ)(呉) [訓]みち 〈ト〉みち。道筋。「途次・途上・途中/一途・帰途・使途・征途・前途・中途・別途・方途・目途・用途」 〈ズ〉道筋。「一途・三途」 [名...
とう‐ず【刀途】
三途(さんず)の一。刀剣で強迫される餓鬼道(がきどう)のこと。