かぜ‐とおし【風通し】
1 風が吹き抜けること。また、そのぐあい。かざとおし。「—のいい部屋」《季 夏》 2 組織内部での意思や情報の通じるぐあい。かざとおし。「部内の—をよくする」
かな‐とおし【金通し/鉄通し】
底に針金の網を張った、ふるい。
神(かみ)は見通(みとお)し
神はどんなことでも見抜いているので、偽ることはできない。
キセル‐とおし【キセル通し】
キセルの中にたまったやにを取り除くためにその中に通す、こよりや針金。
き‐どおし【着通し】
同じ衣服を着続けること。
きり‐どおし【切(り)通し】
《「きりとおし」とも》 1 山・丘などを切り開いて通した道路。「鎌倉の—」 2 物事を滞りなくさばくこと。「政務—にして、上下の善悪を糺(ただ)されければ」〈古活字本保元・上〉
糞桶(くそおけ)の紐通(ひもとお)し
《紐通しの穴が二つ並んでいるようすが似ているところから》低いあぐら鼻をからかっていう語。肥担桶(こえたご)の紐通し。
肥担桶(こえたご)の紐通(ひもとお)し
《肥桶のひもを通す穴は大きくて、二つあるところから》低くて、上を向いた鼻をあざけっていう語。
す‐どおし【素通し】
1 遮るものがなく、先方がすっかり見通せること。 2 ガラスが透き通っていること。また、そのガラス。 3 眼鏡に度がないこと。またその眼鏡。
せいふ‐けいざいみとおし【政府経済見通し】
政府が示す、翌年度の経済財政運営の基本方針と想定される経済状況に関する見通し。毎年1月に閣議決定される。正式名称は「経済見通しと経済財政運営の基本的態度」。