モリブデン‐こう【モリブデン鋼】
モリブデンを加えた合金鋼。高温強度・耐磨耗性などが増し、ステンレス鋼・耐熱鋼・高速度鋼などとして機械部品・工具鋼などに用いられる。
モル‐おんそくど【モル音速度】
液体中の音速度V、密度ρ、液体分子のモル質量をMとしたとき、R=V1/3M/ρで定義される量。物質に特有な定数になり、温度に依存しない。分子音速度。
モルニア‐きどう【モルニア軌道】
人工衛星を中・高緯度地域で利用するための準同期軌道の一つ。国土が高緯度にあるため、赤道上の静止軌道は利用しづらい旧ソ連で考案された。衛星は長楕円軌道の遠地点付近では速度が下がるため、軌道傾斜角を...
モーション‐コントローラー【motion controller】
機器の位置・速度・向き・力などを制御するシステムまたは装置。→モーションコントロール
モーション‐コントロール【motion control】
動作制御。運動制御。特に産業用ロボットなど、機器の位置・速度・向き・力などを制御すること。
モーション‐センサー【motion sensor】
物体の加速度・傾き・方向などを検出する装置の総称。加速度センサーやジャイロセンサーなどを組み合わせたもので、コンピューターゲーム機のコントローラーやスマートホンなどに利用される。
やきなまし‐ほう【焼き鈍し法】
溶融状態にある金属を徐々に冷却し、より欠陥のない結晶を得る焼き鈍しという現象を模し、最適化問題を近似的に解く手法。最小化すべき関数を設定し、変数の値を確率的に遷移させ、それら変数のばらつき具合を...
やき‐もどし【焼(き)戻し】
[名](スル)焼き入れをした金属を、焼き入れ温度より低い温度で再加熱する操作。鋼を粘り強くするために行うが、高速度鋼などでは硬度が増す。
矢(や)を射(い)るが如(ごと)し
動作や物事の進行の速度がきわめて速いことのたとえ。
ゆうどう‐こうそ【誘導酵素】
細胞に特定の物質を加えることによって、生合成の速度が増す酵素。細菌や酵母における糖・アミノ酸の分解酵素など。適応酵素。