ベータ‐こうぞう【ベータ構造/β構造】
たんぱく質の二次構造の一。ペプチド鎖が、水素結合により平行に並んで折れ曲がっている状態。
ベータシート‐こうぞう【βシート構造/ベータシート構造】
たんぱく質の代表的な二次構造の一つ。まっすぐに伸びたポリペプチド鎖が平行または逆平行に並び、隣り合ったポリペプチド鎖と水素結合によって結びつき、安定した平面を形成している。→αヘリックス構造
ペロブスカイト‐こうぞう【ペロブスカイト構造】
《「ペロフスカイト構造」とも》複酸化物がとる結晶構造の一。灰チタン石(ペロブスカイト)が同構造をとることに由来する。イオンA、イオンB、および酸素Oからなる化学組成ABO3で示される酸化物のうち...
ほうぎょう‐づくり【方形造(り)】
屋根の形式の一。隅棟(すみむね)がすべて屋根の頂点に集まるもの。正方形平面の建物に多く、寺院では頂部に露盤・宝珠などをのせる。
ほそみ‐づくり【細身造(り)】
刀身および柄(つか)・鞘(さや)を細くつくること。また、その刀。
ほんむね‐づくり【本棟造(り)】
民家形式で、板葺(いたぶ)き・切妻造り・妻入りが特色のもの。ふつう正面に下屋をつける。長野県中南部でみられる。
ま‐かいぞう【魔改造】
俗に、フィギュアや自動車などに、機能性を求めるのでなく、無意味・悪趣味とも思える改造を加えること。
まく‐こうぞう【膜構造】
天幕のような膜で覆う建築構造。骨組みに膜を張った骨組み膜構造、支柱間に張るケーブルに膜をつった吊膜(つりまく)、空気圧で膜または袋を膨らませた空気膜構造など。
まぐさしき‐こうぞう【楣式構造】
垂直な支柱とそれに支えられた横木を基本とする建築構造。柱と梁(はり)を組み合わせる日本建築や、古代ギリシャ建築にみられる。→拱式(きょうしき)構造
まねき‐づくり【招き造(り)】
切妻造りで、屋根の一方の流れが長く、他方が短いもの。