さんいつ‐こうぞう【散逸構造】
平衡状態ではない散逸過程の下にある物質系で、自己組織化によって形成される巨視的な構造。ベナール対流やベロウソフジャボチンスキー反応などが知られる。
さんぎょう‐こうぞう【産業構造】
国民経済における各種産業の構成の状態。
さんしゃ‐づくり【三社造(り)】
神社本殿の中に、神体が三座並んでいること。神棚にもいう。
さんじ‐こうぞう【三次構造】
たんぱく質や核酸などの生体高分子を構成するポリペプチド鎖全体の立体構造。→高次構造
さんちゃ‐づくり【散茶造(り)】
元禄(1688〜1704)ごろから見られる、江戸の遊郭新吉原の店の構え方。局店(つぼねみせ)を広く構え、大格子をつけ、庭も広くとった。
さんもん‐づくり【山門造(り)】
寺の楼門をかたどった2階造りの門。
しいん‐ぎぞう【私印偽造】
行使の目的で他人の印章を偽造すること。「—罪」
シェル‐こうぞう【シェル構造】
鉄筋コンクリート製などの薄い曲面板を、1枚または数枚組み合わせて空間を覆う建築構造。支点間の距離の大きい屋根に用いる。
しちめん‐づくり【七面造(り)】
日蓮宗の守護神、七面大菩薩(ぼさつ)を安置する堂の建築様式。正面中央に唐破風(からはふ)の向拝を設け、母屋の左右が入母屋(いりもや)破風で、屋上に方形造(ほうぎょうづくり)の楼がのるもの。
しちゅう‐づくり【四注造(り)】
⇒寄棟造(よせむねづく)り