ぜん‐しん【前進】
[名](スル) 1 前へ進むこと。「—してフライを捕る」⇔後進/後退。 2 物事がよいほうへ動くこと。「学力に—が見られる」「解決に向かって一歩—する」
ぜん‐しん【漸進】
[名](スル) 1 順を追ってだんだんに進むこと。「目標に向かって—する」⇔急進。 2 少しずつ進歩すること。「—的に改良される」⇔急進。
ぜんそく‐ぜんしん【全速前進】
全速力で前へ進むこと。「—ようそろ」
そう‐しん【奏進】
[名](スル) 1 天子に申し上げること。奏上。奏申。 2 天子に差し上げること。「武家より貢馬十疋、沙金三千両これを—す」〈太平記・三〇〉
そう‐じ【精進】
「そうじん」の撥音の無表記。「—などせざらむ人々は、便(びん)なくや」〈狭衣・二〉
そう‐じん【精進】
《「そう」は「しょう」の直音表記》「しょうじん(精進)」に同じ。「御—にて、明け暮れ行ひておはす」〈源・須磨〉
そく‐しん【促進】
[名](スル)物事がはやくはかどるようにうながすこと。「販売を—する」
ぞう‐しん【増進】
[名](スル)物事の勢いなどがいっそう激しくなること。また、激しくすること。「食欲が—する」「学力を—する」⇔減退。
ぞう‐しん【造進】
つくって献上すること。「鳥羽院の御願、得長寿院を—して」〈平家・一〉
たい‐しん【大進】
《「だいじん」「だいしん」とも》律令制で、中宮職(ちゅうぐうしき)・皇太后宮職・東宮坊・京職・修理職(しゅりしき)・大膳職などの判官(じょう)のうち、少進の上に位するもの。