とん‐とう【遁逃】
[名](スル)にげること。のがれること。「遂に自から軍艦を破壊して陸上に—するならん」〈独歩・愛弟通信〉
とん‐ろ【遁路】
にげみち。退路。
にげ‐く【逃げ句/遁げ句】
1 言いのがれをしようとしていう言葉。逃げ口上。「また—をいふよ」〈人・梅児誉美・初〉 2 (遁げ句)連句の付合(つけあい)手法の一。手の込んだ句が連続したときや前句がむずかしいときに、さらりと...
のが・す【逃す/遁す】
[動サ五(四)] 1 にげさせる。にがす。「捕虜を—・す」 2 つかみそこなう。失する。逸する。「機会を—・す」 3 (動詞の連用形に付いて)…すればできたのに、…しないでしまう意、また、…しそ...
のが・る【逃る/遁る】
[動ラ下二]「のがれる」の文語形。
のがれ【逃れ/遁れ】
逃れること。回避すること。「言い—」「税金—」
のが・れる【逃れる/遁れる】
[動ラ下一][文]のが・る[ラ下二] 1 危険や不快を避けて遠くに身を置く。「俗世を—・れる」「難を—・れる」 2 自分にとって好ましくない状態になるのを回避する。「責任を—・れる」「罪を—・れ...