ち‐はつ【遅発】
[名](スル) 1 定時よりおくれて出発すること。「地震のため列車を五分—させる」 2 遅く発現すること。「—月経」 3 火砲で、引き金を引いても発火せず、少したってから発火する現象。
ちはつ‐げっけい【遅発月経】
16歳を過ぎて月経が始まること。16歳までに初経がない場合は、原発性無月経かどうか調べる必要がある。 [補説]15歳を過ぎて18歳になるまで初経をみない状態をいう場合もある。なお、日本産婦人科学...
ちはつ‐しょけい【遅発初経】
15歳を過ぎて月経が始まること。→初経遅延 →原発性無月経
ちはつせい‐きんにくつう【遅発性筋肉痛】
運動後、数時間から数日経過して発生し、1週間程度で消失する筋肉の痛み。痛みが起こる機序は解明されていないが、運動によって筋線維に生じた微細な損傷を修復する過程で起こる炎症反応が原因とする説が有力...
ちはつせい‐のうけっかんれんしゅく【遅発性脳血管攣縮】
蜘蛛膜下出血の発症後、数日から2週間ほど経過してから、脳の血管が異常に細くなること。 [補説]症状が現れないこともあり、脳梗塞などの症状が出るものを症候性脳血管攣縮(脳血管攣縮)という。
ちはつ‐ちゅうせいし【遅発中性子】
核分裂の後に約0.3秒から80秒遅れて放出される中性子。核分裂直後に即発中性子が放出されたあと、不安定な状態にある核分裂生成物から、β崩壊により放出される。核分裂で放出される中性子のうち、99パ...