ゆう‐ほ【遊歩】
[名](スル)ぶらぶらと歩くこと。そぞろ歩き。散歩。「園庭を—するに当り」〈竜渓・経国美談〉
ゆうほ‐じょう【遊歩場】
散歩や遊びのために設けられた場所。
ゆうほ‐どう【遊歩道】
散歩のためにつくられた道。プロムナード。
ゆう‐ぼく【遊牧】
[名](スル)1か所に定住しないで、牛や羊などの家畜とともに水や牧草を求めて、移動しながら牧畜を行うこと。「裾野の草原で—する」
ゆうぼく‐みんぞく【遊牧民族】
遊牧して生活する民族。中央アジア・西アジア・アフリカなどの砂漠や草原に分布。
ゆう‐みん【遊民】
職につかず遊び暮らしている人。「—坐食の徒であった」〈荷風・見果てぬ夢〉
ゆう‐や【遊冶】
《「冶」は飾る意》遊びにふけり、着飾ること。また、その人。「其飲酒を禁じ—を制し」〈福沢・学問のすゝめ〉
ゆうや‐ろう【遊冶郎】
酒色におぼれて、身持ちの悪い男。放蕩者。道楽者。
ゆう‐よく【遊弋】
[名](スル)艦船が水上をあちこち動き回って敵に備えること。また、あちこち動き回ること。「鴨羽(かもは)の雌雄夫婦は…—している」〈寅彦・あひると猿〉
ゆう‐らく【遊楽】
遊んで楽しむこと。ゆらく。「夜を明して舞ひ戯るる—の西班牙(スペイン)を見る事が」〈荷風・ふらんす物語〉