ゆげ‐ざんまい【遊戯三昧】
仏語。仏のように自由自在な境地。
ゆ‐さん【遊山】
1 野山に遊びに行くこと。「花を訪ねて—に出かける」 2 気晴らしに遊びに出かけること。「物見—」
ゆさん‐がんすい【遊山翫水】
野山や水辺で遊ぶこと。「友を誘ひて—に出でたるついでに」〈色道大鏡・四〉
ゆさん‐じょ【遊山所】
遊山に行く所。また、遊郭・茶屋などの遊び場。「江戸中の寺社、芝居、その外—の繁昌なり」〈浮・永代蔵・六〉
ゆさん‐ぢゃや【遊山茶屋】
遊山所にある茶屋・料理屋。「—の献立」〈浮・一代女・三〉
ゆさん‐ばこ【遊山箱】
徳島地方の伝統工芸品の一。外遊びに弁当などを入れて持参する、子供用の小型の重箱。
ゆさん‐ぶね【遊山船】
遊山客を乗せる船。
ゆさん‐やど【遊山宿】
遊山のための宿。また、遊女屋。「伊勢の古市、中の地蔵といふ所の—に身をなして」〈浮・一代女・六〉
ゆざ【遊佐】
山形県飽海(あくみ)郡の地名。庄内平野の北部に位置する。小正月行事のあまはげは、ユネスコの無形文化遺産。
ゆざ‐まち【遊佐町】
⇒遊佐