しょう‐ゆう【縦遊】
[名](スル)気のむくままに遊ぶこと。気ままに諸方をめぐり歩くこと。「恣意—する者あること少し」〈川井景一・横浜新誌〉
じゅん‐ゆう【巡遊】
[名](スル)各地を巡り歩くこと。「東北地方を—する」
せい‐ゆう【清遊】
[名](スル) 1 世俗を離れて風流な遊びをすること。また、その遊び。「山野に—する」 2 多く手紙文で、相手を敬ってその遊びや旅行をいう語。「当地へ御—の折にはお立ち寄り下さい」
せい‐ゆう【西遊】
[名](スル)西の地方、特に西洋に旅をすること。さいゆう。
そう‐ゆう【曽遊】
《「ぞうゆう」とも》以前に訪れたことがあること。「—の地」
とべい‐かんゆう【斗米官遊】
わずかな給料を得るため、故郷から離れた所に官吏として勤めること。
ばん‐ゆう【盤遊】
[名](スル)方々をめぐって遊ぶこと。
ひょう‐ゆう【飄遊】
[名](スル)目的もなくあちこち旅して回ること。「—はわが天性である」〈藤村・桜の実の熟する時〉
ふ‐ゆう【浮遊/浮游】
[名](スル) 1 空中や水面に浮かびただようこと。「空気中に—するほこり」 2 行先を定めないで旅をすること。「本朝鼎臣(ていしん)の外相を以て、異国—の来客に見えん事」〈盛衰記・一一〉
まん‐ゆう【漫遊】
[名](スル)気の向くままに各地を回って旅すること。「諸国を—する」「—記」