でんし‐きどう【電子軌道】
ボーアの原子模型において考えられた電子の運動の道筋。実際には安定的な道筋はなく、原子・分子・結晶中の一電子の運動状態を表す波動関数で示される。
でんし‐こうがく【電子光学】
電界中の電子の運動が光の進み方の法則に従うところから、幾何光学での光線と類比して、電子線の反射・屈折などを考察する理論。
でんし‐ついしょうめつ【電子対消滅】
電子とその反粒子である陽電子が衝突して消滅し、2個または3個の光子(γ線)が生成する過程。電子と陽電子それぞれの静止エネルギーと運動エネルギーの和に等しいエネルギーをもつ光子が放出される。⇔電子...
でんじ‐パルスこうげき【電磁パルス攻撃】
高高度における核爆発で発生する強力な電磁波のパルス(EMP)によって、電子機器や電力網に広範囲にわたって多大な影響を与える攻撃。希薄な大気中で核爆発が起きると、爆発のエネルギーは衝撃波や爆風とい...
でんじりゅうたい‐りきがく【電磁流体力学】
水銀やプラズマなど電気伝導性をもつ流体が磁界内で行う運動を研究する物理学の一分野。電磁気学と流体力学とを基礎とし、プラズマの研究、また太陽黒点の解釈などに応用される。磁気流体力学。MHD(mag...
でんどう‐そうち【伝動装置】
原動機から動力や運動を作業部へ伝達する装置。歯車・ベルト・カムなどを用いる。
デンマーク‐たいそう【デンマーク体操】
デンマーク人ニールス=ブックが20世紀初頭に確立した体操。姿勢を矯正し柔軟性を高めるため、律動的な運動を強調した。
トゥサン‐ルーベルチュール【(フランス)Toussaint Louverture】
セゼールによる人物伝。1962年刊。ハイチの独立運動指導者トゥサン=ルーベルチュール(トゥサン=ルベティ)の半生を描く。
トゥルキノ‐さん【トゥルキノ山】
《Pico Turquino》キューバ南東部、マエストラ山脈西部にある山。同国の最高峰で、標高2005メートル。山頂に独立運動の指導者ホセ=マルティの胸像がある。周辺一帯は熱帯林が広がり、国立公...
とういつ‐かがく【統一科学】
《(ドイツ)Einheitswissenschaft》論理実証主義の立場から、物理学を基礎にして諸科学を一貫した体系に統一しようという主張。また、その運動。ウィーン学団のカルナップ・ノイラートら...