あるじなきつち【主なき槌】
《原題、(フランス)Le Marteau sans maître》シャールの詩集。1934年刊。シュールレアリスム運動に距離をおき始めた時期の作品。
アルティガス【Artigas】
ウルグアイ北部の都市。アルティガス州の州都。ブラジルとの国境をなすクアレイン川(ポルトガル語名カライ川)沿いの町カライと相対し、橋で結ばれる。ウルグアイの独立運動の指導者ホセ=アルティガスの名を...
アルテ‐ポベラ【(イタリア)arte povera】
《貧しい芸術の意》1960年代にイタリアのトリノで興った芸術運動。素材の物質性に注目し、さまざまな素材どうしの結びつき、環境との結びつきを通して表現を行った。
アルファ‐りゅうし【α粒子/アルファ粒子】
高速で運動しているヘリウムの原子核。2個の陽子と2個の中性子からなり、放射性元素のα崩壊に際して放出される。
アルプス‐ぞうざんうんどう【アルプス造山運動】
中生代中ごろから新生代にかけて起こった造山運動。その主な地域はアルプス山脈などの地中海地域からヒマラヤ山脈に至る地帯と、ロッキー山脈からアンデス山脈に至る環太平洋地域で、合わせてアルプス造山帯という。
あわせ‐わざ【合(わ)せ技】
1 柔道・空手道などの試合で、「技あり」を2回取ったとき、合わせて一本勝ちとなること。 2 相撲などで、二つ以上の技を同時にかけた複合技。 3 異なる技術・操作・品目などを組み合わせること。また...
アンカット‐うんどう【アンカット運動】
政府の財政緊縮策によって公的サービスが低下し、国民が負担を強いられる一方で、法人税率の低い国に所得を移転するなどして租税回避を行う企業が存在することから、こうした企業を糾弾する市民運動。2010...
アンガージュマン【(フランス)engagement】
参加。特に、知識人や芸術家が現実の問題に取り組み、社会運動などに参加すること。
あんこく‐ぶっしつ【暗黒物質】
宇宙に存在する、光を放出も反射もしない未知の物質。銀河の回転運動や銀河団内の銀河の運動から質量を推定すると、星や銀河として光っている物質の質量の約10倍になる。大半を占める「見えない質量(ミッシ...
アンジェルマン‐しょうこうぐん【アンジェルマン症候群】
《Angelman syndrome》発育や発達の遅れ、言語障害、痙攣(けいれん)、笑い発作、失調性運動障害などを特徴とする遺伝性の疾患。母親由来の15番染色体にあるUBE3A遺伝子の異常により...