しょう‐か【升遐/昇遐】
[名](スル)《はるかな天に昇る意から》天子や貴人が死ぬこと。登遐。昇霞。「昔高帝—したまう時」〈露伴・運命〉
しょうとく‐の‐むくい【生得の報い】
前世での善悪の行為に対する応報として、人が生まれながらに負う現世での運命。
しんじついちろ【真実一路】
山本有三の長編小説。昭和10年(1935)から昭和11年(1936)にかけて雑誌「主婦之友」に連載。人生を真実一路に生きようとしながらも運命に翻弄されていく家族の姿を描く。映画、ドラマなど映像化多数。
しん‐じゅう【心中】
[名](スル) 1 相愛の男女が合意の上で一緒に死ぬこと。情死。相対(あいたい)死に。 2 複数の者が一緒に死ぬこと。合意なしに相手を道連れにして死ぬ場合にもいう。「一家—」「無理—」 3 ある...
じ‐へい【辞柄】
口実。言いぐさ。「吾が誠実を致さんと云うに至っては、蓋(けだ)し—無きにあらず」〈露伴・運命〉
じゅん‐じゅん【恂恂】
[ト・タル][文][形動タリ]まことのあるさま。まじめなさま。「其の家居するや—として儒者の如く」〈露伴・運命〉
すい‐うん【衰運】
次第に勢いがなくなって衰えてゆく運命。⇔盛運。「—の一途をたどる」
すいこでん【水滸伝】
中国の長編口語小説。四大奇書の一。清の金聖嘆(きんせいたん)が後半部を切り捨てた70回本のほかに100回本・120回本がある。作者は施耐庵(したいあん)・羅貫中(らかんちゅう)らというが不明。...
すう【数】
1 もののかず。ものの多少を表す概念。「一定の—に満たない」 2 数をかぞえること。計数。「—に明るい」 3 物事の成り行き。情勢。また、めぐりあわせ。運命。「美術の次第に衰うるは天の—なり」〈...
すう【数〔數〕】
[音]スウ(慣) ス(漢) シュ(呉) [訓]かず かぞえる しばしば [学習漢字]2年 〈スウ〉 1 かず。「数学・数字・数量/回数・偶数・計数・件数・算数・指数・小数・少数・整数・総数・多...