せい‐めい【性命】
１ 生まれながら天から授かった性質と運命。 ２ いのち。生命。「美しさを—にしているあの女」〈鴎外・雁〉
せい‐り【性理】
１ 人の本性と、天の支配する運命。しょうり。 ２ 朱子学で、人間の本性または物の存在原理。
せかい‐かん【世界観】
１ 世界およびその中で生きている人間に対して、人間のありかたという点からみた統一的な解釈、意義づけ。知的なものにとどまらず、情意的な評価が加わり、人生観よりも含むものが大きい。楽天観・厭世(えん...
せき‐ご【隻語】
１ ちょっとした言葉。短い言葉。「片言—」「惨として—無く」〈露伴・運命〉 ２ かたこと。特に、子供のかたこと。
せん‐じゅつ【占術】
自然現象や人為現象の観察によって、将来の出来事や運命を判断したり予知したりしようとする方術。うらない。占(うら)。卜占(ぼくせん)。
せん‐ど【先途】
１ （多く「ここを先途と」の形で）勝敗・運命などの大事な分かれ目。せとぎわ。「ここを—と奮いたつ」 ２ これから進む先。行き先。前途。「—いづくを期せず」〈平家・一二〉 ３ 行き着くところ。また...
せんむ‐じゅつ【占夢術】
夢の内容によって運命を予知しようとする呪術。古代から世界各地の民族によって行われた。
ぜい‐せい【噬臍／噬斉】
《「春秋左伝」荘公六年から。「噬」はかむ、「臍」はへその意》取り返しのつかないことを後悔すること。ほぞをかむこと。「十年を待たずして必ず—の悔あらん」〈露伴・運命〉
そう‐けい【聡慧】
［名・形動］才知にすぐれること。また、そのさま。聡明。「其の—なりしこと知る可し」〈露伴・運命〉
そう‐こう【倉皇／蒼惶】
［ト・タル］［文］［形動タリ］あわてふためくさま。あわただしいさま。「何新(かしん)はただ—として公主を負いまいらせて宮中を出ました」〈露伴・運命〉
