そう‐そう【淙淙】
[ト・タル][文][形動タリ]水が音を立てて、よどみなく流れるさま。「川瀬の音が—として聞える」〈独歩・運命〉
そう‐ほう【相法】
人相・家相・地相などを見て、その吉凶・運命などを判断する方法。観相法。
そじょう‐の‐うお【俎上の魚】
《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉(こい)。
その‐のち【其の後】
その時からあと。副詞的にも用いる。「—二人の運命は大きく変わっていった」
そん‐がっきゅう【村学究】
田舎にいて見聞の狭い学者。また、見識の浅い学者を軽蔑していう語。「先生は決して—らしい窮屈な生活けちけちした生活はして居ません」〈独歩・運命〉
ぞく‐しょう【属星】
陰陽道(おんようどう)で、生年によって決まり、その人の運命を支配するという星。生年の干支(えと)を北斗七星の各星にあてたもの。大属星。ぞくせい。
たく‐さつ【磔殺】
[名](スル)はりつけにして殺すこと。「帝益々怒りて之を—し」〈露伴・運命〉
たくれい‐ふうはつ【踔厲風発】
《韓愈「柳子厚墓誌銘」から》才気にすぐれ、弁舌が鋭いこと。「—、大敵に遇いて益々壮(さかん)に」〈露伴・運命〉
たん・ずる【嘆ずる/歎ずる】
[動サ変][文]たん・ず[サ変] 1 なげかわしく思う。また、なげき、いきどおる。慨嘆する。「運命の皮肉を—・ずる」 2 感心する。感嘆する。「旋律の美しさに—・ずる」
ダークムーン【ダーク・ムーン】
馳星周の長編犯罪小説。カナダを舞台に3人の男達の運命の交錯を描く。平成13年(2001)刊行。