うんぱん‐さよう【運搬作用】
風や水などの自然力が土・砂・小石などを他の場所に運ぶ作用。
うんぱん‐でんりゅう【運搬電流】
帯電した粒子の運動によって生じる電流。電解質溶液中のイオン、帯電したコロイドや塵埃(じんあい)粒子が電気伝導を担う。電子が担う伝導電流に対していう。携帯電流。対流電流。
うん‐ぴつ【運筆】
文字または文章や、絵をかくときの、筆の動かし方。筆の運び。筆づかい。
うん‐ふうん【運不運】
幸運と不運。巡り合わせのよしあし。
うん‐ぷ【運否】
好運と不運。運の有無。「人の—をしる」〈咄・鹿の巻筆・一〉
うんぷ‐てんぷ【運否天賦】
運のよしあしは天が決めるということ。運を天に任せること。
うんぽいろはしゅう【運歩色葉集】
室町時代の国語辞書。2冊本と3冊本がある。著者未詳。天文16〜17年(1547〜1548)ごろ成立。言葉をいろは順に並べた室町時代の辞書の中で、掲出語(約1万7000)が最も多い。
うん‐まかせ【運任せ】
事の成り行きを天に任せること。成否は運命に任せて行うこと。
うん‐めい【運命】
1 人間の意志を超越して人に幸、不幸を与える力。また、その力によってめぐってくる幸、不幸のめぐりあわせ。運。「—のなせる業」「—をたどる」 2 将来の成り行き。今後どのようになるかということ。「...
うんめい【運命】
幸田露伴の小説。大正8年(1919)発表。中国明(みん)朝の建文・永楽2帝の生涯を、漢文調の名文で描いた作品。 ベートーベン作曲の交響曲第5番の通称。1808年完成。第1楽章冒頭の主題を、作...