ポアソン‐かてい【ポアソン過程】
ランダムに発生する事象を、確率変数を用いて記述したもの。確率過程の一つ。故障・災害の発生、店舗への来客、電話の着信、タクシーの待ち時間などの事象のモデル化に用いられる。
ポスト‐プロダクション【post-production】
映像コンテンツの制作過程において、撮影後に行われる作業の総称。映像・音声の編集、パッケージ化の際のマスタリングやオーサリングなどを含む。また、これらの作業を担当する制作会社をさす場合もある。ポスプロ。
ポリス【(ギリシャ)polis】
古代ギリシャの都市国家。前9世紀ごろ、氏族社会から貴族制への移行の過程に成立。ヘレニズム時代に消滅。
ポリマーかいしつ‐アスファルト【ポリマー改質アスファルト】
石油の精製過程でできるストレートアスファルトに熱可塑性樹脂などのポリマーを混ぜて性状を変化させたアスファルト。改質アスファルトの一種。耐久性・耐候性が向上し、舗装道路の変形や破損が生じにくい。ポ...
マイクロドーズ‐しけん【マイクロドーズ試験】
《microdose study》超微量の新薬候補物質を人体に投与し、薬物動態(吸収・分布・代謝・排泄(はいせつ)の過程)を解析する手法。臨床試験(治験)を行う前に候補物質を絞り込むことで、開発...
まけ‐かた【負け方】
1 負けるまでの過程。「—がよくない」 2 《「まけがた」とも》負けたほう。敗北した側。「宰相中将は—にて、音なくまかで給ひにけるを」〈源・匂宮〉
マスカルポーネ‐チーズ【mascarpone cheese】
イタリア原産の、製造過程で熟成を行わないクリーム状のチーズ。レモン汁やココア粉末などをかけて食べたり、ケーキに用いたりする。特にティラミスには欠かせない。 [補説]イタリア語では、単にmasca...
マネージメント‐サイクル【management cycle】
経営とは、計画・組織・指令・調整・統制の五つの機能の循環したものであるとされており、この循環過程をいう。統制の結果、判明した諸事実が再び計画に反映され、五つの過程が繰り返される。
マルコフ‐かてい【マルコフ過程】
次に起こる事象の確率が、現在の状態のみによって決まり、過去の振る舞いに一切依存しない確率過程。ランダムウオークなどの物理現象の時間発展に見られる。ロシアの数学者A=マルコフが考案。
マルコフ‐れんさ【マルコフ連鎖】
取りうる状態が離散的または有限であるマルコフ過程。時間的に状態が変化する系では、未来の状態が現在の状態によってのみ決まり、過去の状態によらない。