とく‐いく【徳育】
道徳心のある、情操豊かな人間性を養うための教育。知育や体育に対する。
とく‐ぎ【徳義】
人として守るべき道徳上の義務。
とく‐せい【徳性】
道徳をわきまえた正しい品性。道徳心。道義心。「—を養う」
とく‐そう【徳操】
固く守って変わることのない道徳心。「其の—を傷け、其の人物を下し」〈竜渓・経国美談〉
とっ‐きょう【徳教】
道徳によって、人をよい方向へと導く教え。
どう【道】
[音]ドウ(ダウ)(呉) トウ(タウ)(漢) [訓]みち [学習漢字]2年 〈ドウ〉 1 みち。通路。「道中・道標・道路/沿道・街道・間道・軌道・公道・坑道・国道・参道・車道・食道・水道・隧道...
どう‐か【道歌】
道徳的な教えをわかりやすく詠み込んだ和歌。例えば、千利休の「その道に入らんと思ふ心こそ我が身ながらの師匠なりけれ」の類。
どう‐がく【道学】
1 道徳を説く学問。また、道徳を学ぶこと。 2 儒学。特に、中国宋代の朱子学。宋学。 3 江戸時代の心学(しんがく)のこと。 4 道家の学問。道教。
どうがく‐せんせい【道学先生】
道徳にとらわれ、世事人情にうとく融通のきかない学者を軽蔑していう語。道学者。
どうき‐せつ【動機説】
倫理学で、行為の道徳的価値を、行為の結果にかかわらず、その内面的動機を問うことによって判定する立場。カントの倫理学が代表的。→結果説