い‐きゃく【違格/違却】
1 律令制で、格(きゃく)に反すること。〈書言字考節用集〉 2 道理からはずれること。不都合なこと。「いらぬ化粧わざ、何とも—千万と」〈浄・薩摩歌〉 3 思惑がはずれて困ること。困惑。「嚢中十銭...
石(いし)が流(なが)れて木(こ)の葉(は)が沈(しず)む
《「新語」弁惑から》物事が道理と逆になることのたとえ。
いち‐ぎ【一義】
1 一つの意味。「一語—」 2 根本の意義。第一義。「美を—に置く主義」 3 一つの道理。一理。「退いて愚案を加ふるに、—有りと存じ候」〈太平記・二四〉
いち‐じょう【一条】
1 ひと筋。1本。「—の光」「—の活路を見いだす」 2 箇条書きのひとくだり。文章の中の一節。一条項。「—の注意書き」 3 ある一つの事柄。一つの事件。一件。「話題がその—に及ぶ」「巧に件の不都...
いち‐り【一理】
一つの道理。一応の理屈。「先方の言い分にも—ある」
いっ‐ち【一致】
[名](スル) 1 二つ以上のものがぴったり一つになること。くいちがいなく同じであること。合致。「意見の—をみる」「指紋が—する」「満場—」 2 ごく普通の道理。「気遣ひいたすも—なれば」〈浮・...
犬(いぬ)に論語(ろんご)
いくら道理を説いて聞かせても益がないことのたとえ。馬の耳に念仏。
い‐れい【違戻】
[名](スル)道理にあわないこと。誤っていること。「趣旨に—する」
イレジティマシー【illegitimacy】
違法。不法。また、道理に合わないこと。
いわれ‐ぬ【言はれぬ】
[連体]《動詞「い(言)う」の未然形に、可能の助動詞「る」の未然形と打消しの助動詞「ず」の連体形が付いたものから》 1 道理に合わない。むちゃな。「—ことなし給ひそ」〈竹取〉 2 無用の。余計な...