もの‐しらず【物知らず/物識らず】
物事を知らないこと。物の道理をわきまえない人。
もの‐の‐こころ【物の心】
1 物事の道理。「予—を知れりしより、四十(よそぢ)あまりの春秋をおくれるあひだに」〈方丈記〉 2 物事の情趣。「少し—しるは涙落としけり」〈源・紅葉賀〉
もん‐だん【文談】
学問や道理などについて語ること。また、その話。「臥しながら—し給ひけるに」〈古活字本保元・中〉
やましな‐どうり【山階道理】
《藤原氏の氏寺、山階寺(興福寺)が藤原氏の権勢を頼んで無理を押し通したところから》非理非道が権力により道理としてまかり通ること。
ゆう‐げん【幽玄】
[名・形動]《「幽」はかすか、「玄」は奥深い道理の意》 1 物事の趣が奥深くはかりしれないこと。また、そのさま。「—の美」「—な(の)世界」 2 趣きが深く、高尚で優美なこと。また、そのさま。「...
ゆう‐り【有理】
1 道理のあること。 2 数学で、加・減・乗・除以外の演算を含まないこと。
ゆき‐あ・う【行(き)合う/行き逢う】
[動ワ五(ハ四)] 1 行く途中で偶然出あう。出くわす。いきあう。「駅で妹に—・った」 2 互いに出あう。交差する。重なる。「かささぎの—・はぬつまのほど寒みあかで別れし仲ぞ悲しき」〈曽丹集〉...
よこ‐ぐるま【横車】
1 横に車を押すように、道理に合わないことを無理に押し通そうとすること。 2 棒・なぎなたなどの扱い方の一。横に振り回すこと。
横車(よこぐるま)を押(お)・す
道理に合わないことを無理に押し通す。横に車を押す。「娘の結婚に父親が—・す」
よこ‐さま【横様/横方】
[名・形動]《「よこざま」とも》 1 横の方向。横向き。また、そのさま。「—に倒れる」 2 道理に合わないこと。また、そのさま。非道。「—な要求」