きょうこつ‐きゅう【頰骨弓】
頰骨と側頭骨の突起によって形成される弓状の骨部。眼窩(がんか)の外側方にあり、後端は外耳孔の近くまで達する。
きょう‐せん【胸腺】
リンパ節に似た構造をもち、T細胞とよぶ細胞性免疫を受け持つリンパ球の分化・増殖に関与する器官。人間では胸骨の後ろ側、左右の肺の間の前部にある葉状の腺組織。幼時に発達するが思春期以降は退縮する。
きょく【極】
1 物事のそれ以上先のないところ。きわまり。きわみ。極限。「疲労の—に達する」 2 最高の位。天子の位。 3 磁石の磁極。N極とS極。 4 電極。 5 地軸と地表との交点。北極と南極。 6 地軸...
きょく‐げん【極限】
1 物事の限度ぎりぎりのところ。「体力の—に達する」 2 数列の項の番号を限りなく大きくするとき、または関数の変数の値をある値に近づけるか正・負の無限大にするときに、数列や関数値が限りなく近づく...
きょく‐ち【極致】
到達することのできる最高の境地。きわみ。「芸術の—に達する」「官能の—」
きょくち‐ほう【極地法】
局地探検や大規模登山などで、ベースキャンプから順に前進キャンプを設営し、目的地に到達する方法。→ラッシュタクティクス
きょく‐てん【極点】
1 物事が到達できる最終的な点。物事の度合いの最も高まったところ。「緊張が—に達する」 2 北極点または南極点。 3 ⇒極7㋒
きわま・る【極まる/窮まる】
[動ラ五(四)] 1 ぎりぎりの状態までいく。限度・限界に達する。「感—・って泣く」「—・るところを知らない征服欲」 2 (形容動詞の語幹に付いて)この上なく…である。「退屈—・る話」 3 (「...
ぎし‐ぎし【羊蹄】
タデ科の多年草。道端にみられ、高さ1メートルに達する。茎は直立し、下部の葉は長い柄をもち、長楕円形。夏、小花が円錐状に密につき、実は三角形で褐色。民間で、根をおろして絞った汁を皮膚病に用いる。し...
ギブス‐の‐じゆうエネルギー【ギブスの自由エネルギー】
熱力学的状態を表す量の一。物質または系のエンタルピーからその絶対温度とエントロピーとの積を引いたもので表される。一定の圧力の下では、化学反応などの系の自発的変化はギブスの自由エネルギーを最小とす...