ようけつ‐ぎょうかいがん【溶結凝灰岩】
高温の火山灰が大量に堆積し、その重さと高温のために圧縮されて粒子の一部が溶けてくっつき合い、溶岩状になった岩石。柱状節理の発達したものが北海道の層雲峡、宮崎県の高千穂峡などにみられる。
よう‐さん【洋算】
《「ようざん」とも》西洋で発達した数学。明治期に伝来したころ、和算に対していった。
ようしせん‐ちりょう【陽子線治療】
放射線の一種である陽子線を体内の病巣に照射する治療法。体内の深くまで到達するのでX線やガンマ線より効果的とされる。対象は主に悪性腫瘍。→重粒子線癌治療
ようじ‐き【幼児期】
乳児期以後、満6歳の学齢に達するまでの時期。自己中心的な思考、直観的な思考、自我意識の芽生えなどが特徴。
ようじ‐しんりがく【幼児心理学】
主に就学前の子供の心理および発達を研究する心理学。
ようすこう‐きだん【揚子江気団】
春と秋に揚子江流域に現れる気団。移動性高気圧となって日本付近に達し、乾燥した天候をもたらす。長江気団。
よう‐たし【用足し/用達】
1 用事を済ませること。「—に出かける」 2 大小便をすること。 3 官庁・会社などに商品を納めること。また、それをしている商人。御用達(ごようたし)。ようたつ。「宮内庁御—」
よう‐ち【幼稚】
[名・形動] 1 年齢がおさないこと。子供であること。 2 考え方・やり方などが未発達なこと。子供っぽいこと。また、そのさま。「—なアイデア」 [派生]ようちさ[名]
ようち‐えん【幼稚園】
学校教育法による学校の一。満3歳から小学校入学までの幼児のための教育機関。心身の発達をはかり、集団生活に慣れさせることを目的とする。1840年、ドイツ人フレーベルによって創始された。
ようふよう‐せつ【用不用説】
ラマルクの進化論学説。生物個体において、多用する部分はしだいに発達し、用いない器官は退化し、その後天的な獲得形質が遺伝することにより進化の現象を現すという説。ラマルク説。