わに【鰐】
1 ワニ目の爬虫(はちゅう)類の総称。大形のものは全長7メートルに達し、胴がやや平たく、尾が強大。体表は硬い鱗板(りんばん)で覆われ、吻(ふん)は長く伸び、大きく鋭い歯が並ぶ。瞳孔は縦長。水中生...
ワヒバ‐さばく【ワヒバ砂漠】
《Wahiba sands》オマーン東部にある砂漠。南北180キロメートル、東西80キロメートルの広さがあり、南縁はアラビア海に達する。アラブ系遊牧民のベドウィンが多く居住する。
ワピチ【wapiti】
シカ科の哺乳類。大形で肩高約1.4メートルに達し、角も大きく、5本以上の枝角がある。夏毛は黄褐色、冬毛は灰褐色になるが、顔・首と四肢は暗褐色。北アメリカ北部とアジア北東部に分布。おおじか。アメリ...
わ‐ほう【和方】
日本で古くから発達した医術。漢方に対していう。「—家」
ワヤン【(インドネシア)wayang】
インドネシアのジャワ島を中心に発達した演劇。板人形芝居、木偶(でく)人形芝居、仮面劇など形式は多様。最も盛んなワヤン‐クリという影絵芝居では、人形を幕に映しながら、ガムランを伴奏に古代インドの叙...
わりびき‐しじょう【割引市場】
商業手形・財務省証券・短期国債などが金融機関の間で取引される金融市場。英国のロンドン市場で典型的に発達した。
わり‐もと【割元/割本】
江戸時代の村役人の一。郡代・代官などの指揮下に名主(庄屋)を支配して十数か村から数十か村を統轄し、年貢の割り当てや命令の伝達などを行った。割元総代。割元庄屋。
わろ・ぶ【悪ぶ】
[動バ上二]悪く見える。見劣りがする。「そこら大人しき若公達(きんだち)もあまたさまざまにいづれかは—・びたりつる」〈源・竹河〉
ワープ【warp】
[名](スル) 1 ひずみ。ゆがみ。ねじれ。「スペース—」 2 SFで、宇宙空間のひずみを利用して、瞬時に目的地に達すること。瞬間移動。 3《2から転じて》心が、空間や時間を瞬時に移動すること。...
ワールド‐ミュージック【world music】
世界各地の、特に都市における脱ジャンル的なポピュラー音楽のこと。地域や民族に根ざした音楽性を基盤としつつ他の音楽様式との異種交配も図るなど、外に向かって開かれた方向性をもつ。現代のテクノロジーや...