あおり‐かぜ【煽り風】
津波の到達直前に吹く突風。家屋が倒壊したり、自動車が横転したりするほどの強風になることもある。
あかにしかきた【赤西蠣太】
志賀直哉の小説。江戸時代に仙台藩で起きた伊達騒動を題材とする。大正6年(1917)発表。昭和11年(1936)、伊丹万作監督・脚本により映画化。出演は片岡千恵蔵、瀬川路三郎ほか。
アカプルコ【Acapulco】
メキシコ南部、ゲレロ州の都市。太平洋に面する観光・保養都地。東洋貿易の港として発達。1614年に支倉常長のローマ遣欧使節団(慶長遣欧使節)が上陸したことでも知られ、市内に記念碑がある。
あか‐むし【赤虫】
1 ビクイソメ科の環形動物。海岸の砂泥底に深く潜ってすむ。ゴカイに似るが、体長90センチに達し、濃い橙紅(とうこう)色。釣りのえさにする。 2 アカボウフラの別名。 3 イワムシの別名。
あかれ‐あかれ【別れ別れ】
[副](多く「に」を伴って)あちこちに分散しているさま。別々に。散り散りに。「をとこ君達の御母、みな—におはしましき」〈大鏡・為光〉
あがつま‐がわ【吾妻川】
群馬県中西部を流れる川。長野との県境にある鳥居峠付近に源を発し、東流して渋川市で利根川に合流する。長さ76キロ。上・中流に渓谷があり、国指定名勝の吾妻峡がある。中・下流は河岸段丘が発達している。
アガルタラ【Agartala】
インド北東部、トリプラ州の都市。同州の州都。バングラデシュとの国境に近い。米、ジュート、綿花などの集散地。製紙業、繊維業などの軽工業が発達。かつてトリプラ藩王国の宮殿だった州庁舎がある。
あきがわ‐けいこく【秋川渓谷】
東京都西部、多摩川上流の秋川にある渓谷。秋川のうち、西多摩郡檜原(ひのはら)村からあきる野市網代(あじろ)付近まで西東に発達した谷。各所に景勝地があり、渓流はアユ・ヤマメなどの宝庫。秩父多摩甲斐...
あきた‐いぬ【秋田犬】
日本犬の一品種。秋田県大館(おおだて)市付近の原産。体高約60センチ、体重約50キロに達する。元来は狩猟犬。天然記念物。あきたけん。
あきた‐へいや【秋田平野】
秋田県中西部、日本海に面して広がる平野。雄物川の下流域で、河口に秋田市がある。農業が発達し、日本でも有数の米作地帯。