えんしん‐ぶんりき【遠心分離機/遠心分離器】
遠心力を利用して、密度の異なる2種の液体、または液体と固体などの混合物を分離する装置。遠心機。
えんしん‐ポンプ【遠心ポンプ】
⇒渦巻きポンプ
えんしん‐りょく【遠心力】
1 円運動をしている物体が受ける慣性力の一。円の中心から遠ざかる向きに働く力をいう。⇔向心力。 2 (政界で首相、党代表などの)中心人物の人望が薄れ、周囲の人々が離れていく傾向をいう。「首相の—...
えん‐じ【遠寺】
遠くにある寺。中国の瀟湘(しょうしょう)八景の一つ「煙寺晩鐘」をふまえた用例が多く、「煙寺」とも書く。
えん‐じ【遠邇】
遠い所と近い所。遠近。「鉦鼓(しょうこ)は—に喧鞠(けんきく)し」〈露伴・運命〉
えんじつ‐てん【遠日点】
惑星・彗星(すいせい)の楕円軌道上で、太陽から最も遠い点。⇔近日点(きんじつてん)。
えん‐すい【遠水】
遠くにある水。遠方の河川。
遠水(えんすい)は近火(きんか)を救(すく)わず
《「韓非子」説林から》遠くにある水は火事を消す役に立たない。遠くのものは急場の役に立たない。遠水は渇(かつ)を救わず。
えん‐すう【遠陬】
都から遠く離れた地方。「—に赴く」「—の地」
えん‐せい【遠征】
[名](スル) 1 遠方の敵を征伐しにいくこと。「十字軍の大—」 2 試合・登山・探検などで遠方へ出かけていくこと。「日本チームのアメリカ—」「ヒマラヤへ—する」