やり‐がい【遣り甲斐】
そのことをするだけの価値と、それにともなう気持ちの張り。「—のある任務」
やりきれ◦ない【遣り切れない】
[連語] 1 やり遂げることができない。「仕事が多くて期限までに—◦ない」 2 がまんできない。耐えられない。「暑くて—◦ない」
やり‐く【遣り句】
連歌・俳諧の付合(つけあい)で、前句がむずかしくて付けにくいときや手の込んだ句が続いたときに、次の句を付けやすいように軽く付けること。また、その句。逃げ句。
やり‐くち【遣り口】
やりかた。しかた。手口。「ほめられた—ではない」
やり‐くり【遣り繰り】
[名](スル)不十分なものをあれこれ工夫して都合をつけること。「運転資金の—をつける」「時間を—してデートをする」
やりくり‐さんだん【遣り繰り算段】
[名](スル)いろいろ工夫してやりくりをすること。「借金を返すために—する」
やりくり‐しんしょう【遣り繰り身上】
やりくりによって維持している苦しい家計。
やり‐く・る【遣り繰る】
[動ラ五(四)]やりくりをする。不十分なものを工面して都合をつける。「此の貧乏世帯を—・って呉れ」〈露伴・付焼刃〉
やり‐けはい【遣り気配】
《「ヤリ気配」と書くことが多い》「売り気配」に同じ。
やり‐こな・す【遣り熟す】
[動サ五(四)]物事をうまく処理する。「もののみごとに—・す」