やり‐ぬ・く【遣り抜く】
[動カ五(四)]最後までやりとおす。「どこまでも—・く覚悟」
やり‐の・ける【遣り退ける】
[動カ下一][文]やりの・く[カ下二] 1 巧みにやりとげる。やってのける。「もののみごとに—・ける」 2 車などを動かしてそこから退かせる。「基盛が車を門外に立てたりけるを、御随身—・けよと責...
やり‐は【遣り端】
物事を取り扱う方法。処置のしかた。「此金の—に困って」〈露伴・いさなとり〉
やり‐はご【遣り羽子】
「追い羽根」に同じ。《季 新年》「—は正月めきし景色なり」〈浄・五枚羽子板〉
やり‐ば【遣り場】
やるべき場所。持っていく所。「目の—に困る」「不平不満の—がない」
やり‐ばなし【遣り放し】
[名・形動]《「やりはなし」とも》「やりっぱなし」に同じ。「さも気のなさそうな、—な風を装うて」〈二葉亭訳・あひゞき〉
やり‐ばね【遣り羽根】
「追い羽根」に同じ。《季 新年》「—や海原かくすさうび垣/誓子」
やり‐みず【遣り水】
1 水を庭の植え込みや盆栽などに与えること。みずやり。 2 寝殿造りの庭園などで、外から水を引き入れてつくった流れ。
やり‐よう【遣り様】
物事をする方法・手段。しよう。「いくらでも—がある」
やり‐よ・す【遣り寄す】
[動サ下二]車などを進めて近寄らせる。「白きしもとなど見付けたるに、近く—・するほど」〈枕・一六〇〉