かい‐てき【快適】
[名・形動]心身に不快に感じられるところがなく気持ちがいいこと。ぐあいがよくてこころよいこと。また、そのさま。「—な生活」「—な一日を過ごす」 [派生]かいてきさ[名]
かん‐てき【閑適】
[名・形動]心静かにたのしむこと。静かに心を安んずること。また、そのさま。「人心の優悠—なるを」〈逍遥・小説神髄〉
こう‐てき【好適】
[名・形動]目的にかなっていて、ちょうどよいこと。ふさわしいこと。また、そのさま。「贈り物として—な品」
ご‐せいてき【御清適】
⇒清適
さい‐てき【最適】
[名・形動]いちばん適していること。また、そのさま。「会計には彼が—だ」「スキーに—な雪質」
し‐てき【至適】
[名・形動]きわめて適すること。また、そのさま。「—血圧」「—な範囲」
しゅいつ‐むてき【主一無適】
《「論語集注」学而から》宋の程朱学における修養説。心を一つの事に集中させ、ほかにそらさないこと。
じ‐てき【自適】
[名](スル)束縛を受けず心のおもむくままに伸び伸びと楽しむこと。「悠々—の生活を楽しむ」
じゅん‐てき【順適】
[名](スル) 1 相手に合わせて逆らわないこと。 2 気候などに順応すること。「土地気候に—したる従来の家畜」〈雪嶺・真善美日本人〉
せい‐てき【清適】
心身がすがすがしく、安らかなこと。多く、手紙文で相手の無事や健康を祝っていう語。「御—の段大慶に存じ上げます」