エルブルホ‐いせき【エルブルホ遺跡】
《El Brujo》ペルー北西部にある先インカ期の遺跡。トルヒーリョの北西約40キロメートル、太平洋に注ぐチカマ川河口付近に位置する。紀元前100年頃から紀元後650年頃に栄えたモチェ文化の神殿...
おおだいやまもと‐いせき【大平山元遺跡】
津軽半島北部、外ヶ浜(そとがはま)町にある縄文時代草創期の遺跡。日本最古とされる土器片をはじめ、石器・石鏃(せきぞく)が出土。令和3年(2021)「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つとして世界遺...
おおふね‐いせき【大船遺跡】
北海道函館市にある縄文時代中期の遺跡。100基以上の竪穴住居跡および穴の遺構群が確認されている。出土された遺物には、クジラやオットセイなどの海獣骨が比較的多い。令和3年(2021)「北海道・北東...
おきのしま‐いせき【沖ノ島遺跡】
福岡県の沖ノ島にある遺跡。海上交通に関する国家的祭祀の場であったらしく、鏡・玉・石製模造品など豊富な遺物の中には、朝鮮・中国・ペルシアから渡来したものも含む。 [補説]沖ノ島は、平成29年(20...
オルドバイ‐いせき【オルドバイ遺跡】
《Olduvai site》アフリカ東部のタンザニアのオルドバイ峡谷で発見された旧石器時代の遺跡。180万年以前の猿人・原人の化石や、最も初歩的な礫石器(れきせっき)および握斧(あくふ)などを出...
かきのしま‐いせき【垣ノ島遺跡】
北海道函館市にある縄文時代早期の遺跡。長さ190メートルに及ぶ大規模な盛り土遺構のほか、漁網用の石錘(せきすい)(石製のおもり)が多く出土している。令和3年(2021)「北海道・北東北の縄文遺跡...
カハル‐ペチ【Cahal Pech】
中央アメリカ、ベリーズ西部にあるマヤ文明の遺跡。サンイグナシオの南東郊に位置する。マヤアーチとよばれる逆三角形のアーチをもつ通路や神殿をはじめ、先古典期から古典期中期に建てられた建造物が残ってい...
カバー【Kabah】
メキシコ東部、ユカタン州にあるマヤ文明の遺跡。ユカタン半島北西部、州都メリダの南約70キロメートルに位置する。この遺跡の北西約20キロメートルにあるウシュマル遺跡と同じく、プウク様式とよばれる複...
かぼと‐いせき【河姆渡遺跡】
中国浙江省余姚県の杭州湾南岸河姆渡村にある新石器時代初期の遺跡。米や骨製農具などが出土、揚子江下流域にも黄河流域で行われていた畑作農耕と同時期に稲作文化が存在していたことが示された。
かめがおか‐いせき【亀ヶ岡遺跡】
青森県つがる市にある縄文時代晩期の遺跡。精巧な土器や、土偶・漆器など豊富な遺物を出土。地名は、瓶(かめ)がたくさん掘り出されたことに由来。令和3年(2021)「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つ...