たなおろし‐しさん【棚卸資産】
企業が販売または加工を目的として保有する資産で、商品・製品・半製品・原材料・仕掛品など。流動資産に属する。 [補説]評価基準として、以前は原価法と低価法の選択適用が認められていたが、会計基準の改...
たんそ‐じゅんかん【炭素循環】
地球上における炭素の循環のこと。大気中の二酸化炭素が植物の光合成によって炭水化物になり、食物連鎖や腐敗を経て、ふたたび大気に還元するまでの過程を指す。炭素が生物体に固定される量と呼吸・分解によっ...
だいたいふかのう‐せい【代替不可能性】
他のものと置き換えられないこと。唯一無二のかけがえのない存在であること。交換不可能性。単独性。 [補説]社会はそれを構成する個人が代替可能な役割を担うことで成立している。しかし、例えば親しい友人...
だっしょく‐ざい【脱色剤】
色素をぬきとる薬剤。酸化剤・還元剤などを用いる。
だっ‐ちつ【脱窒】
土壌中の硝酸性窒素を還元し、大気中に分子状の窒素として放出する現象。ふつう脱窒菌などのバクテリアのはたらきにより、嫌気的条件下で行われる。脱窒素。脱窒素作用。脱窒素現象。
だっちつ‐きん【脱窒菌】
硝酸塩または亜硝酸塩などの硝酸性窒素を還元する脱窒を行うことで、大気中に分子状の窒素として放出する細菌。土壌中に存在し、自然界における窒素循環の一部を担う。脱窒素細菌。
ちっそ‐こてい【窒素固定】
空気中の遊離窒素から窒素化合物をつくること。自然界では根粒菌や藍藻(らんそう)類、土壌細菌のアゾトバクター・クロストリジウムなどが行い、アンモニアやアミノ酸などに還元される。工業的にはアンモニア...
テルミット‐ほう【テルミット法】
アルミニウムが燃焼する際の高温を利用して、金属酸化物から金属を還元・析出する方法。クロム・マンガン・鉄などの冶金(やきん)などに利用。1893年にH=ゴルトシュミットが発明。アルミノテルミット法...
ディー‐イー‐エフ【DEF】
《diesel exhaust fluid》ディーゼル自動車の排気ガス中に含まれる窒素酸化物を分解する、尿素SCRシステムの還元剤。尿素水が広く用いられる。ディーゼル排気液。
ディー‐オー‐イー【DOE】
《dividend on equity ratio》企業による株主への利益還元の度合いを示す指標。年間の配当総額を株主資本の額で割って求める。株主資本配当率。