かんげん‐ひょうはくざい【還元漂白剤】
還元作用によって物質を漂白する薬剤。亜硫酸ガス・亜硫酸ナトリウムなど。
きごう‐ろんりがく【記号論理学】
命題・概念・推論などを、その要素と関係に還元して記号で表記し、論理的展開を数学的演算の形で明らかにする論理学の一分野。哲学・数学などに応用される。数学的論理学。数理論理学。→論理学
キサントマチン【xanthommatine】
色素化合物オモクロームの一種。多くの昆虫の体表、眼、翅(はね)などに存在する。いわゆる赤トンボの鮮やかな発色はキサントマチンの還元反応によって生じることが知られている。
ぎじゅついてん‐きかん【技術移転機関】
大学や研究機関などで発明・開発した新技術を企業に仲介するための組織。研究成果を評価し、特許を取り、企業に紹介して、使用料を大学や研究者に還元する。助成金の交付、特許料の軽減などの優遇措置がある。...
ぎんきょう‐はんのう【銀鏡反応】
ぶどう糖などの還元性のある有機化合物に硝酸銀アンモニア溶液を加えて温めると、銀イオンが環元されて析出し、ガラスに付着する反応。還元性物質の検出のほか、鏡を作るのにも応用される。
グライ‐そう【グライ層】
《gley》低湿地などの地下にみられる、青灰色の土の層。地下水に浸されて酸素が欠乏するために鉄分が還元されて生じる。G層。
グリーン‐スチール【green steel】
地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出を抑えた製鉄技術による鉄鋼。水素還元製鉄などによる。ゼロエミッションスチール。ゼロカーボンスチール。低炭素鉄鋼。脱炭素鋼。
グルタチオン【glutathione】
ペプチドの一。グルタミン酸・システイン・グリシンの三つのアミノ酸が結合したもの。無色の結晶。酵母、動物の肝臓・筋肉などに広く分布し、生体内の酸化・還元反応に重要な役割を果たす。
ぐん‐じょう【群青】
1 鮮やかな藍青(らんせい)色の絵の具。また、その色。藍銅鉱(らんどうこう)を原料として製する。「—の大海原」 2 青色顔料の一。カオリン・珪藻土・硫黄・炭酸ナトリウムと還元剤を配合し、焼成して...
けい‐そ【珪素/硅素】
炭素族元素の一。地殻中では酸素の次に多く、天然に遊離状態では産出しないが、酸化物または珪酸塩として岩石や土の主成分となっている。工業的には珪砂(けいしゃ)を電気炉内で炭素で還元して製する。製法に...