なこ‐でら【那古寺】
千葉県館山市にある真言宗智山派の寺。山号は補陀落山。養老元年(717)行基の創建で、承和14年(847)円仁の再興と伝える。のち、源頼朝が再建。坂東三十三所最終札所。那古観音。
なご【奈呉/奈古/那古/名児】
大阪市住吉区の住吉大社の西にあった海岸付近の古名。[歌枕]「住吉(すみのえ)の—の浜辺に馬立てて玉拾(ひり)ひしく常忘らえず」〈万・一一五三〉 富山県新湊(しんみなと)市の放生津江(ほうじょ...
なごや【名古屋】
愛知県西部の市。県庁所在地。指定都市。もと尾張徳川氏の城下町。中部地方の商・工業、交通の中心地で、中京(ちゅうきょう)ともよばれ、中京工業地帯の中核をなす。古くは「那古屋」「名護屋」と書いた。人...
なす【那須】
栃木県北東部、那須郡の地名。中心の芦野はもと奥州街道の宿場町。牧牛が盛ん。北西部に那須温泉郷がある。 栃木県北部、那珂(なか)川上流地域の称。古代は那須国があった。
なす【那須】
姓氏の一。 [補説]「那須」姓の人物那須与一(なすのよいち)那須正幹(なすまさもと)
なす‐おんせんきょう【那須温泉郷】
栃木県北部、那須岳山腹の温泉群。那須湯本・高雄・弁天・大丸・北・板室・三斗小屋(さんどごや)の温泉を那須七湯、さらに新那須・八幡・旭を加えて那須十湯とよぶ。泉質は主に単純温泉・炭酸水素塩泉・硫黄...
なす‐かざんたい【那須火山帯】
北海道南西部から奥羽山脈、栃木県の那須岳を経て、長野県東部の浅間山付近まで続く火山帯。
なすからすやま【那須烏山】
栃木県中東部にある市。那珂川が南流する。中心地の烏山は中世は那須氏の、近世は烏山藩の城下町。JR烏山線で宇都宮市と結ばれる。平成17年(2005)10月に南那須町・烏山町が合併して成立。人口2...
なすからすやま‐し【那須烏山市】
⇒那須烏山
なす‐こうげん【那須高原】
栃木県北部、那須岳南東麓に広がる高原。那珂川の支流が樹枝状の浸食谷を形成する。また、土地改良による水田が一部に見られる。観光業・酪農が盛ん。那須御用邸がある。