しゅゆ‐せつ【茱萸節】
陰暦9月9日の節句。中国では昔、この日に茱萸の実を袋に入れて山に登り、茱萸の実を頭にさして、菊花酒を飲み、邪気を払ったという。
しゅんじゅう‐の‐ひっぽう【春秋の筆法】
《「春秋」の文章には、孔子の正邪の判断が加えられているところから》事実を述べるのに、価値判断を入れて書く書き方。特に、間接的原因を結果に直接結びつけて厳しく批判する仕方。
しょう‐かい【性戒】
仏語。在家・出家を問わず、行為それ自身が本質的に罪悪であるとして禁じた戒律。殺生戒・偸盗(ちゅうとう)戒・邪淫戒・妄語戒など。
しょうが‐ざけ【生薑酒】
ショウガをすりおろして熱くした酒にまぜたもの。防寒または風邪薬に用いる。しょうがしゅ。《季 冬》「月旦を草する灯下—/蝶衣」
しょうくん【昭君】
謡曲。五番目物。胡国へ嫁いだ王昭君と、胡国の王の呼韓邪単于(こかんやぜんう)の亡霊が鏡に映って、公浦(こうほ)の里の老父母に対面する。
しょうねつ‐じごく【焦熱地獄】
八大地獄の第六。五戒を破り、かつ邪見の者が落ちる所。猛火に責め苦しめられるという。炎熱地獄。
しょうぶ‐ゆ【菖蒲湯】
5月5日の節句の日、邪気を払うために、ショウブの根や葉を入れて沸かす風呂。《季 夏》「—を出てかんばしき女かな/草城」
正法(しょうぼう)に奇特(きどく)無(な)し
正法に不思議な利益(りやく)などはなく、奇特のあるのはむしろ邪教である。正法に不思議なし。
しらやまひめ‐じんじゃ【白山比咩神社】
石川県白山(はくさん)市にある神社。祭神は白山比咩大神(菊理媛神(きくりひめのかみ))・伊邪那岐(いざなぎ)神・伊邪那美(いざなみ)神。全国白山神社の総本社。白山(はくさん)山頂に奥宮がある。白...
しりょ‐ふんべつ【思慮分別】
物事の道理や正邪・善悪などを注意深く判断すること。また、その能力や判断。「—のある行動」