かぜ‐の‐かみ【風の神】
1 風をつかさどる神。風神(ふうじん)。 2 風邪をはやらせる疫病神。 3 江戸時代、風邪の疫病神を追い払うと称して門口に立ち、面をかぶり鉦(かね)や太鼓などを鳴らして金品をねだった者。かぜのか...
かぜのかみ‐おくり【風の神送り】
江戸時代の風習で、風邪が流行したとき、風邪の疫病神に見立てたわら人形を作り、鉦(かね)や太鼓ではやしたてながら隣の町・村に送り出したり、川に流すなどしたもの。
かぜ‐の‐け【風邪の気/風の気】
「風邪気(かぜけ)1」に同じ。「—が抜けない」
風邪(かぜ)は百病(ひゃくびょう)の長(ちょう)
「風邪は万病の元」に同じ。かぜはひゃくびょうのおさ。
風邪(かぜ)は万病(まんびょう)の元(もと)
風邪はあらゆる病気を引き起こす原因になるから、用心が必要であるということ。たかが風邪と甘く考えないように戒める言葉。風邪は百病の長。
かぜ‐ひき【風邪引き/風引き】
風邪をひくこと。また、風邪をひいている人。
風邪(かぜ)を引(ひ)・く
1 風邪にかかる。 2 薬や食品などが、空気や湿気に触れて変質する。また、鮮度が落ちる。「湿布薬が—・く」「海苔が—・く」
からたちのはな【からたちの花】
長谷健による小説。北原白秋の青春時代を描く。昭和29年(1954)「東京日日新聞」に連載。同年本作を原作とする映画が公開され、舞台である柳川が脚光を浴びた。単行本は昭和30年(1955)に刊行。...
かりろく【訶梨勒】
《(梵)haritakī》 1 インドなどに産するシクンシ科の高木。高さ30メートルに達し、葉は長楕円形。枝先に白い花が群がって咲く。果実を風邪・便通などの薬にし、材は器具用にする。 2 室町時...
かわい・い【可愛い】
[形]《「かわゆい」の音変化。「可愛い」は当て字》 1 小さいもの、弱いものなどに心引かれる気持ちをいだくさま。 ㋐愛情をもって大事にしてやりたい気持ちを覚えるさま。愛すべきである。「—・い孫た...