くに‐ところ【国所/国処】
《「くにどころ」とも》生まれ故郷。郷里。「是れ—の差別もなく、演劇さかえて奇異譚衰うる所以なり」〈逍遥・小説神髄〉
くに‐なまり【国訛り】
その地方特有の語法・アクセント・発音など。また、生まれ故郷の言葉。国言葉。
くに‐へ【国方/国辺】
《「くにべ」とも》国の辺り。故郷の方。国。地方。「海原(うなはら)に霞たなびき鶴(たづ)が音の悲しき夕は—し思ほゆ」〈万・四三九九〉
くに‐もと【国元/国許】
1 その人の郷里。故郷。「—の母からの便り」 2 大名の領地。本国。
くに‐もの【国者】
地方の人。また、同郷の人。「—どうしで国言葉を使うのは、もとより当然である」〈鴎外・ヰタ‐セクスアリス〉
くに‐わかれ【国別れ】
故郷または自分の住んでいた国を離れて遠くに住んだり行ったりすること。「人の植うる田は植ゑまさずいまさらに—して我(あれ)はいかにせむ」〈万・三七四六〉
クライストチャーチ‐マンション【Christchurch Mansion】
英国イングランド南東部、サフォーク州の都市イプスウィッチにある建物。16世紀のヘンリー8世の治下、ウルジー枢機卿により建てられたチューダー様式の邸宅。現在は陶磁器、ガラス工芸品、郷土ゆかりの画家...
くら・す【暮(ら)す】
[動サ五(四)] 1 日が暮れるまで時間を過ごす。時を過ごす。「一日を読書で—・す」 2 日々を送る。月日を過ごす。「余生は郷里で—・したい」 3 生活する。また、生計を立てる。「少ない収入でな...
くらよし‐へいや【倉吉平野】
鳥取県中央部、天神川中・下流域に広がる平野。広義には東岸の羽合(はわい)平野、西岸の北条(ほうじょう)平野を含めていう。東方に潟湖(せきこ)の東郷池がある。県の穀倉地帯で、北条砂丘では葉タバコ・...
くり【栗】
ブナ科の落葉高木。山地に生え、葉は長楕円形で先がとがる。6月ごろ、黄白色のにおいの強い雄花の穂をつけ、その基部に雌花をつける。種子はふつう3個、いがに包まれた実を結ぶ。種子は食用、材は枕木や建材...