ああ【嗚呼/噫】
[感] 1 物事に深く感じたり驚いたりした気持ちを直接表す語。「—、わが故郷の山々よ」 2 呼びかけに用いる語。「—君、君」 3 同意したり肯定したりする応答の語。「—、わかったよ」
あい【藍】
1 タデ科の一年草。高さ50〜80センチ。茎は紅紫色で、葉は長楕円形。秋、穂状に赤い小花をつける。葉・茎から藍染めの染料をとり、京都・大坂・阿波が産地として知られた。果実は漢方で解熱・解毒に使う...
あい‐きょう【愛郷】
生まれ故郷を愛すること。「—の精神」
あい‐ぜん【愛染】
仏語。 1 愛に執着すること。愛着(あいじゃく)。「故郷の肉親に対する断ち難き—は」〈嘉村・業苦〉 2 「愛染法」の略。 3 「愛染明王」の略。
あいづ‐やき【会津焼】
会津地方産の磁器。江戸前期の正保年間(1644〜1648)に開窯。日用品が多い。本郷焼。若松焼。
愛郷
⇒あいきょうしん(愛郷心)
愛郷心
love for one's hometown [native place]愛郷心があるlove one's hometown
愛着
(an) attachment ((to));love彼は故郷の村に強い愛着を持っているHe feels a strong attachment to [for] his native vill...
異郷
〔よその土地〕a strange land;〔外国〕a foreign country [land]彼らは異郷にさすらっているThey are exiles from their homelan...
何れ
1〔二者のうちで〕either;〔たくさんのうちで〕any;〔両方〕bothあの二人はいずれも帰国子女だ「The two are both [Both of them are] returnee...
きょうしゅう【郷愁】
[共通する意味] ★故郷を懐かしく思う気持ち。[英] homesickness; nostalgia[使い方]〔郷愁〕▽お国なまりを聞くと郷愁を感じる〔ノスタルジア〕▽はるかな異郷にあってノスタ...
ちほうしょく【地方色】
[共通する意味] ★風土によって生み出される、その地方に固有の趣。[英] local color[使い方]〔地方色〕▽地方色豊かな行事〔郷土色〕▽その小説には郷土色が濃く出ている〔ローカルカラー...
きょうどしょく【郷土色】
[共通する意味] ★風土によって生み出される、その地方に固有の趣。[英] local color[使い方]〔地方色〕▽地方色豊かな行事〔郷土色〕▽その小説には郷土色が濃く出ている〔ローカルカラー...
りゅうみん【流民】
[共通する意味] ★故郷や故国を離れ、よその土地へ逃げてきた人々。[英] refugees[使い方]〔難民〕▽難民の救済にのりだす▽難民キャンプ〔流民〕▽多くの流民が国境を越える▽流民の群れが村...
ノスタルジア
[共通する意味] ★故郷を懐かしく思う気持ち。[英] homesickness; nostalgia[使い方]〔郷愁〕▽お国なまりを聞くと郷愁を感じる〔ノスタルジア〕▽はるかな異郷にあってノスタ...
いきんかんきょう【衣錦還郷】
きらびやかな衣服を着て故郷に帰ることから、立身出世して、故郷へ帰ることのたとえ。
えっちょうなんし【越鳥南枝】
中国南方の越の国から渡ってきた鳥は、巣を作るとき故郷を思って南の枝にとまるという意から、故郷を懐かしみ忘れがたく思う気持ちのたとえ。また、望郷の念にかられること。
じゅんこうろかい【蓴羹鱸膾】
故郷を懐かしく思い慕う情のこと。▽「蓴羹」は蓴菜じゅんさいの吸い物。「羹」はあつもの・吸い物。「鱸膾」は鱸すずきのなますの意。
てんがいこどく【天涯孤独】
身寄りがひとりもなく、ひとりぼっちであるさま。また、故郷を遠く離れて、ひとりぼっちで暮らすさま。▽「天涯」は空の果て。また、非常に遠い所の意。
とうせんききょ【陶潜帰去】
陶潜は世俗の煩わしさを嫌い、官を辞して故郷に帰った。このとき名文の「帰去来辞ききょらいのじ」を作ったという故事を四字句にしたもの。▽「陶潜」は東晋とうしんの詩人。字あざなは淵明えんめい。自然を愛し、叙景詩にすぐれたので田園詩人と呼ばれた。『蒙求もうぎゅう』の一句。
あきやま‐さねゆき【秋山真之】
[1868〜1918]海軍中将。愛媛の生まれ。好古(よしふる)の弟。日露戦争で東郷平八郎連合艦隊司令長官の参謀。「天気晴朗なれども波高し」などの戦報の名文で知られる。
うえだ‐しょうじ【植田正治】
[1913〜2000]写真家。鳥取の生まれ。郷里である山陰地方の風物を多く撮影。代表作に、被写体をオブジェのように配置し撮影した「砂丘シリーズ」など。演出技法は植田調とよばれ、海外でも高い評価を得た。
げっしょう【月照】
[1813〜1858]江戸末期の法相(ほっそう)宗の僧。京都清水寺成就院の住職。大坂の人。号、無隠庵。尊攘派として国事に奔走。安政の大獄に際し西郷隆盛らと薩摩(さつま)に逃れたが、藩の保護を断ら...
げんゆう‐そうきゅう【玄侑宗久】
[1956〜 ]小説家・僧侶。福島の生まれ。本名、橋本宗久。コピーライターなどさまざまな職業を経て27歳で出家。かたわら小説を執筆。修行ののち故郷の臨済宗妙心寺派福聚寺(ふくじゅうじ)の副住職と...
こ‐けんせい【顧憲成】
[1550〜1612]中国、明の政治家・学者。無錫(むしゃく)(江蘇省)の人。字(あざな)は叔時。神宗に仕えたが、免官され帰郷。弟の允成(いんせい)・高攀竜(こうはんりゅう)とともに東林書院を復...