えい‐び【曳尾】
《「荘子」秋水の、荘子が亀にとっては死んで骨を尊ばれるよりは、生きて泥の中に尾をひいてはい回っているほうがよいというたとえをもって、楚(そ)王からの任官のさそいを謝絶した故事から》仕官して束縛さ...
えだ‐ごう【枝郷】
新田開発や開拓において、その拡大とともに分出した小集落。親郷を中心とする組織に付属した。枝村。⇔親郷。
えだ‐むら【枝村】
「えだごう(枝郷)」に同じ。⇔親村。
越鳥(えっちょう)南枝(なんし)に巣(す)くう
南の越から来た鳥は南向きの枝に巣をつくる。故郷の忘れがたいことのたとえ。→胡馬(こば)北風に依る
えつ‐ねん【越年】
[名](スル)古い年を送って新しい年を迎えること。年越し。おつねん。「今年は郷里で—した」「—資金」
え‐の‐だけ【可愛岳】
宮崎県北東部の山。標高728メートル。西南戦争のときに西郷軍がこの山を越えて鹿児島へ脱出。
エル‐ドラド【(スペイン)El Dorado】
16世紀の探検家たちが南アメリカのアマゾン川上流奥地にあると想像した黄金郷。転じて、理想郷の意にもいう。
えん‐えん【蜿蜒】
[ト・タル][文][形動タリ]蛇がうねりながら行くさま。また、うねうねとどこまでも続くさま。「—長蛇の列をなす」「二条の鉄路の—たるが」〈堺利彦・望郷台〉
えんきょり‐かいご【遠距離介護】
遠く離れた地域に住んでいる人が、病人・老人などのもとに通って介護をすること。故郷を離れて就職した子供が、親の介護をするなど。
えん‐ゆう【遠遊】
[名](スル) 1 故郷を離れて遊学すること。「—して泰西に学び」〈雪嶺・偽悪醜日本人〉 2 遠くへ出かけること。「妹達を背中に縛りつけられ、—をしたこともあったが」〈秋声・縮図〉